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ツエーゲン金沢U−18、今年最後の公式戦フォトレポート【無料記事】

高円宮杯JFA U−18サッカープリンスリーグ北信越の順位決定戦(2日目)が福井県丸岡スポーツランドサッカー場で行われた。

 

今シーズンのプリンスリーグ北信越は2リーグに分かれて行い、そのあとに各グループの2チーム同士が順位決定戦を戦う方式。ツエーゲンU−18はBグループを首位通過。21日に行われた順位決定戦1日目ではAグループ2位の新潟明訓高校に3−0で勝利し、本日行われた「決勝戦」に進んでいた。対戦相手はBグループを2位で通過し、順位決定戦初戦でAグループ1位の帝京長岡高校を下した丸岡高校。ツエーゲン金沢U−18にとっては、勝っても負けてもこれが今シーズン最後の公式戦だった。

 

試合は開始早々、丸岡高校得意のクロス攻撃から長身FW河上英瑞に決められ、いきなりビハインドを負うことになる。その後もサイド攻撃、クロス、セットプレーといった丸岡のストロングポイントに苦しんだが、14分に酒尾竜生がドリブルで左サイドを切り裂くと、そのままゴールを決めて同点。さらに28分にはコーナーキックから駒沢直哉がヘディングシュート。一度はキーパーに止められたが再度体ごとねじ込むようなヘディングで逆転に成功する。

 

後半は風上になったツエーゲン。落ち着いて戦えば問題ないかと思われたが、丸岡が圧力を強めてくる。53分に自陣エリア内でのハンドからPKを与えてしまい同点とされると、その2分後にもクロス攻撃から失点してしまい、リードを許してしまう。その後は相手のプレスと運動量、オープン攻撃の前になかなか反撃に転じることができない。81分にもコーナーキックから失点し、2−4で試合終了。有終の美を飾ることはできなかったツエーゲンだが、異例のレギュレーション、初めてのプリンスリーグ北信越を2位で終えた。

 

高円宮杯JFA U−18サッカープリンスリーグ北信越順位決定戦(2日目)

ツエーゲン金沢U−18(Bグループ1位) 2ー4 丸岡高校(Bグループ2位)

得点

4分:河上英瑞(丸岡)

14分:酒尾竜生(ツエーゲン)

28分:駒沢直哉(ツエーゲン)

53分:川中浩夢(丸岡)

55分:東出来輝(丸岡)

81分:飯田晃明(丸岡)

 

以下、写真です。辻田真輝監督、駒沢直哉キャプテンのコメントは日をあらためてお届けする予定です。

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