若さ、快進撃、得点力不足と似たところがある両チームの対戦。いまの金沢は選手層に自信をもって挑める【第30節・北九州戦プレビュー】
いまの北九州を見ていると5年前の金沢を思い出す。J2昇格初年度の前半戦は快進撃を見せ、前半戦を3位で折り返したが、後半戦は2勝しかできずに終わった。今シーズン、北九州は当時の金沢を上回る首位で折り返したが、後半戦はここまで8試合を終えて3分5敗と急失速している。
そして現状でも両チームには、どこか似たところがある。前半戦は21試合で35得点とリーグナンバーワンの攻撃力を誇っていた北九州だが、後半戦はまだ4得点。稼ぎ頭のディサロ燦シルヴァーノも後半戦は2得点のみだ。金沢もここ3試合はノーゴールで、加藤陸次樹は後半戦1得点で、ここ4試合ゴールから遠ざかっている。
さらに互いに若い選手も多く、フォーメーションは4−4−2。サイドに配置される選手も、右はボールをもてる本塚聖也と高橋大悟、左は縦にいけるホドルフォ(下川陽太)と椿直起とタイプも似ている。北九州はボールをつなぐことを、金沢はダイレクトプレーを得意としているのは異なるが、監督がどちらも還暦というのも共通している。
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