FOOTBALL TODAY KANAZAWA

薄氷を踏むような勝利。氷はなぜ薄くなっていったのか【第3節・新潟戦レビュー】

 

四者の重なる見解

 

「負けておかしくない、内容的には負けていた試合で勝つことができてよかった。内容は全然ダメだったので修正したい」ーー藤村慶太

 

「勝ったという結果だけを見れば素直に喜ぼうかなと思う。内容は課題がかなり出た」ーー廣井友信

 

「一番よかったのは勝点3をとれたこと。ただ、ものすごくたくさん修正しなければいけないところはある」ーー柳下正明監督

 

「信じられない試合だった。これだけ悪運に恵まれた試合は記憶にない」ーーアルベルト監督(新潟)

 

監督とキャプテン・副キャプテン、そして相手指揮官がこう評した新潟戦。「not his day」という言葉があるが、シルビーニョにとって2020年7月4日が普通の日だったなら彼のハットトリックで新潟が勝っていただろう。

(残り 2615文字/全文: 2974文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ