ぎふマガ!~FC岐阜を徹底的に応援する公式ウェブマガジン~

大島康明監督に訊く宮崎キャンプ終盤の現状「実戦で出た課題を解決するフェーズに入っている」【2025 宮崎キャンプ】

 

撮影:後藤勝


 1月30日にはキャプテンと副キャプテンがリリースされ、いよいよ体制が整ってきた今年のFC岐阜。山田直輝のキャプテン就任に関し、大島康明監督は「彼のピッチ内外の振る舞いは、本当にスタンダードとして非常に高い」としながらも「ただ彼一人が何かを背負うという考えは僕の中にはなくて、彼らのスタンダードというものがチームのスタンダードに変わっていくことが目標達成に一番近づくのではないかと考え、彼をキャプテンに据えて、副キャプテンの3人を選ばせてもらいました」と述べ、4人の基準をチーム内に伝播させていくことを期待していると明らかにした。
 
 山田だけでなく荒木大吾、北龍磨、外山凌といった選手たちの真摯に取り組み、ハードワークし、物事を考え抜く姿勢が浸透すれば、戦術以前の土台はますます強固になっていくだろう。
 
◆獲らせないし、多く獲りたい
 
 もちろん、戦術面の浸透も進んでいる。それが染み込んだ状態で自分たちのプレーを十分に発揮するというところに関して言えば「片足が入ったぐらい」と大島監督は表現したが、着実に歩んでいることは間違いない。

(残り 1762文字/全文: 2321文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ