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複数得点無失点勝利、7戦負け無しでフィニッシュ!藤岡浩介、得点王を決める2ゴール【2024 J3第38節vs. FC琉球(AWAY)Report】

 

©FC GIFU

 FC岐阜は11月24日、タピック県総ひやごんスタジアムでJ3第38節に臨み、FC琉球と対戦。2-0のスコアで勝利を収めた。これで岐阜は最後の7試合を5勝2分と負け無しでフィニッシュ。15勝8分15敗で勝点を53とし、8位で2024シーズンのJ3リーグ全日程を終えた。

 最後の試合、岐阜は強かった。最初の10分間は琉球がペースを握りかけたが「どこかでより積極的にならなければいけないものが、消極的になってしまう。相手(岐阜)のパワーを感じていく」と琉球を率いる金鍾成監督が言うように、以降は岐阜が主導権を握った。ただ、いつもの岐阜の形で攻撃を繰り出すものの、なかなか得点が決まらない。そしてハーフタイムに精度を高めるよう修正すると、前からボールを奪う守備でさらに攻勢をかけ、北龍磨と西谷亮のアシストで藤岡浩介が2得点。琉球の反撃も甲斐健太郎を中心とした守備でしっかりと抑え、無失点のまま試合終了。藤岡はFC今治のマルクス ヴィニシウスと並ぶ19得点でJ3得点王に輝いた。

 J2昇格という目標は果たせなかったが、年々強度が高くなるサッカー界の流れに対応しつつ、ボールを保持して押し込んでいける強さを身につけ、基礎を構築してきていることは確か。来シーズンに向けて励みとなる最終節だった。

◆素地があるからこその修正

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