3バックの後期岐阜を象徴する寺阪尚悟、糸で結ばれたかのような軌道のボールを頭で叩きこの日のヒーローに【2024 J3第30節vs. ツエーゲン金沢(HOME)Pick Up】

決勝点となる貴重なプロ2点目を決めた寺阪尚悟。©Kaz Photography/FC GIFU.
育成年代の強豪であるヴィッセル神戸U-18から将来を嘱望されてトップチームに昇格した出自の良さ。気さくな性格。ボールを持てばいいタテパスを通し、そして加入当初から「セットプレーでは僕が一番高かったんですよね」と、自信を持つ空中戦。この夏の移籍期間最後にやってきた青年が、FC岐阜に明るさを振りまいている。
◆信じて走り込んだ
J3第30節は対象的な結果となった。ホームの岐阜は新加入選手の寺阪が決勝ゴールをマークし、相手を10試合ぶり無失点に抑え込んでの勝利。田口裕也をはじめ、夏の移籍期間にも積極的に選手を獲得した金沢は無得点での敗戦となった。
(残り 1853文字/全文: 2263文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ