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岐阜で揃ったユース時代の仲間。生地慶充「(岡崎は)規格外のプレーヤー」岡崎慎「(生地は)ユースの時から変わらない」【2024夏/中断期間コラム】

 

岡崎慎(左)と生地慶充(右)。撮影:後藤勝


 2021シーズン加入の大卒選手としては松本歩夢とともに4シーズン目を迎えている生地慶充。ユニフォーム売上ランキングでも上位に入りすっかり岐阜の漢(おとこ)になってきたが、もとを辿ればFC東京アカデミーの出身。その生地にとってこの夏、思いがけないピッチ上での再会があった。
 
◆プレーし続けることが重要
 
 岡崎慎の期限付き移籍加入だ。生地と岡崎はFC東京U-18で同期の間柄。彼らの学年が日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会とJユースカップの二冠を制すると、翌年は岡庭愁人や品田愛斗(ともにジェフユナイテッド千葉)といった後輩たちが高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 チャンピオンシップを制して日本一に。いわば黄金世代だっただけあり、多くの有望株が前後の学年にひしめいていた。当然、高校卒業後は彼ら全員が一堂に会するというわけにはいかず、Jリーグ中に散らばる結果となった。生地は筑波大学を経て岐阜へ、岡崎は東京のトップチームに昇格後、清水エスパルスを経てロアッソ熊本へと、別々の道を歩んできた。
 
 ところが、活躍の場を求める岡崎と、選手層を増強したい岐阜の思惑が一致。岡崎が岐阜へとやってきたことで、高校3年生以来のなかよしコンビが復活した。
 

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