上田智輝、個の力によるセービングの数々と、最終ラインと協調した背後の管理で完成度の高いディフェンスを演出。「無失点で勝てるということがキーパーとしても一番嬉しい」【2024 天皇杯1回戦 Pick Up】
「最後は遠藤選手を入れて後ろを5枚にして守りきるという形。(5枚で守りを固めた場合)いつも時間との戦いなんですけど、ゼロで終えられた。 ゴールキーパーの上田選手も非常にいいセーブを連発してくれました。チーム全体で勝てたことは非常に大きいと思います」
上野優作監督がこう振り返ったように、まさに総力戦となった全員がヒーローの天皇杯1回戦で、終盤、特に目を引いたのが上田智輝だった。J1第3節カマタマーレ讃岐戦で茂木秀にアクシデントがあり、FC岐阜での初出場がスクランブルだった上田は、第12節AC長野パルセイロ戦でも同様のケースで途中出場。以後、先発で継続してゴールマウスを守っているが、この5月25日はまさに守護神という、圧巻のプレーぶりだった。
◆ディフェンスラインとの連携はとれている
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