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積極的に攻めて守って1回戦突破!最後は5バックの“ギフナチオ”でかんぬきをかけ、勝ちにこだわりマリノスへの挑戦権をゲット【2024 天皇杯1回戦 Match Report/無料公開】

 

決勝ゴールの藤岡浩介。©Kaz Photography/FC GIFU.

 FC岐阜は5月25日、長良川球技メドウで天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会1回戦に臨み、静岡県代表のアスルクラロ沼津と対戦。1-0の勝利を収めた。この結果、岐阜は2回戦進出が決定。ACLファイナリストの横浜F・マリノスと6月12日に対戦することが決定した。岐阜は後半19分、藤岡浩介の美しいオーバーヘッドシュートで先制。最後は遠藤元一を最終ラインの中央に投入する5-4-1で守り、上田智輝が再三見せたシュートストップもあり1点差のまま無失点で逃げ切った。

 なおマリノス戦の試合会場は岐阜メモリアルセンター長良川競技場となっており、岐阜は6月2日のJ3第15節FC琉球戦、6月8日のJ3第16節アスルクラロ沼津戦と合わせ、3試合連続でホーム・長良川競技場を舞台に闘うことになる。藤岡は「ぼくたちがやっているサッカーをしっかり出せれば勝つチャンスもある」と、高い意欲を示した。岐阜の天皇杯はまだまだ続く。

◆後半に奪って攻めるやり方を重視

 バックスタンドの向こうに見える建物の旗は右から左に向かってはためいていた。すなわち、右のエンドから左の沼津側ゴールをめざして攻め込む後半の岐阜が風上。この45分間に岐阜は攻勢をかけた。

 前半も攻めていないわけではなかった。自陣でのつなぎのミスで前半11分と12分に連続してボールを奪われるシーンがあったが、言い換えればそれほどまでにボールを握ることにこだわり、冒頭3分、左サイドの外側でシンプルにつないで荒木大吾がクロスを上げたシーンに始まり、何度となく沼津陣内に攻め込んだ。ただ、相手もさるもの。J3の上位相手となると、いかにいい崩しを見せていてもゴールを奪うことは容易ではなく、判定で言えば優勢という内容だったが、0-0で折り返した。

 すると、後半は「少し戦い方を変えて、より奪ってカウンターというところに重点を置いて進めました」と上野優作監督が語ったように、前半から効いていた前からのプレスはそのままに、奪って攻めるやり方を強調。これが闘う姿勢にこだわり、高い出力を見せていたこの日の岐阜にフィット。新垣貴之の浮き球を受けた石田崚真が右からクロスを上げると、ニアサイドでオーバーヘッドキックを敢行した藤岡のシュートが枠をとらえ、ついに岐阜が先制した。

 後半15分にアンカーを務めていた要の沼田航征がイエローカードを提示された沼津は、そこからしばらく強い守備に出てくることが出来なくなったように映った。この間の攻勢が岐阜の先制点につながったわけだが、あるいは既に岐阜が鋭いカウンターを見せていたからこそ、沼津は沼田がイエローカードをもらうような後追いの守備をせざるをえなかったのかもしれない。いずれにしても強気でボールを奪い、攻め続けた岐阜の姿勢が実を結んだ1点だったと言っていい。

 試合を通してボールを奪い切る、球際で競り勝つという意欲が目についたが、どういう働きかけをしたのか──と問うと、上野監督は次のように答えた。

「アプローチはもう簡単で、対人の練習を増やしました。特に広いスペースでの対人をやりました。これまで5月の初旬の連戦、北九州の辺りから、なかなかボールが前に進まない状態が続いていたのを、ここ3週ぐらいかけて、前にボールを入れてサポートしていく、後ろに入ったら走って回収、そういったことにずっと取り組んできた成果が出たのかなと思っています」

 リーグ戦はここ7試合勝利がなく、特に直近は3連敗。その、苦しんでいる時の苦しみが、力強く競り勝つ岐阜の新しい姿を生み出した。後半にうまくゲームをクローズ出来ないという欠点は、その攻め続ける姿勢と、最後に5バックでかんぬきをかけたかのように守り切るというベンチワークで克服しつつある。

 欲を言えば先制点を挙げたあとの優勢だった時間帯に2点目を獲りたいところだったが、沼田や齋藤学といった効果的な選手を擁した沼津を相手にこれだけの闘いをしたことは評価出来る。ヒーローを挙げたら2人、3人では足りないくらい、多くの選手が頑張っていた。

 ゴールキーパーの上田は「最後までボールを見るところもそうですし、出た方向に対してしっかり足が出ていたからこそセーブ出来た」と、何本ものシュートストップを実現した秘訣を語った。北西部で流した汗は嘘をつかない。成長を志して取り組みを続ける限り、このチームはもっと強くなれる。そう思わせてくれた天皇杯1回戦の快勝だった。

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