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リーグ戦の舞台であらためて証明したい成長の筋道。真摯な戦いぶりを沼津でも【J3第13節vs.沼津(AWAY)Preview】

 

これこそがFC岐阜だというものを示してくれた天皇杯清水戦の選手たち。©FC GIFU


 FC岐阜は6月11日、愛鷹広域公園多目的競技場でJ3第13節に臨み、アスルクラロ沼津と対戦する。7日水曜日には天皇杯2回戦でIAIスタジアム日本平へと赴いたばかりで、岐阜としては静岡県の近い場所での連戦となる。その天皇杯の清水戦では、プレー以外の余計な行動をしない試合中の姿勢や、相手サポーターに一礼した試合後の態度を含め、スポーツマンシップを感じさせる爽やかな戦いぶりこそが岐阜の財産であるということを世に知らしめた。今度はリーグ戦が舞台となり、メンバーも入れ替わるが、天皇杯同様の真摯な姿を示し、それがこのクラブの本質であると証明していきたい。
 
 真面目にハードワークを貫徹し、サッカーに熱中する、それが出来るのはメンタル以外にフィジカル、技術、戦術も整っているから。一つひとつの守備、ボールを奪ってからのワンタッチでのパス回し、スイッチを入れて背後を衝く速攻のアクション、思い切りの良いシュート、落ち着いてキャッチするゴールキーパーのストップなど、フットボール面の質は観ていて惚れぼれする域に達しつつある。この段階までたどり着いたからには、やるべきことは、毎節浮かび上がる課題を少しずつ克服し、ひたすら質を高めていくだけ。難敵の沼津が相手ではあるが、まずはいいサッカーをして、その結果として勝てるよう、試合を進めていきたい。
 
◆2023シーズンのアスルクラロ沼津
 

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