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本田拓也、駆け抜けた紆余曲折の15年間 The Long And Winding Road Vol.2 Shimizu again and Yamagata【Off Season Interview】

 

撮影:後藤勝


 北京オリンピックに臨むU-23日本代表として、清水エスパルスで華々しくプロデビューを飾った本田拓也。2008シーズンのJ1開幕戦にも出場し、レギュラーの座を射止めた。しかし5月のトゥーロン国際大会と6月の親善試合を終えて帰還すると途中出場のサブメンバーに回り、8月の北京オリンピックから戻ってくるといよいよベンチを温める日々が続いた。
 
 それを契機に、伊東輝悦を手本として成長。再び勢いを得て鹿島アントラーズへの移籍を果たし一層のステップアップを図ったが、自身の怪我にも阻まれ再び活躍の機会を失ってしまった。好調を取り戻した2013シーズン、トニーニョ セレーゾ監督のもとで出番は増えたが、より多くの試合に出たいという想いが、古巣である清水への移籍へと本田を衝き動かした。15年間の現役生活を振り返るインタビューの第2回。
 
◆昔からキツい練習をしたほうが、身体が動く
 
 2013年の夏、本田は鹿島から清水へと再び加入した。そこでの光景は、2年半前までとは異なるものだった。
 
「戻ったときの清水は以前とはまったく違うチームでしたね。ガラッと変わっていました。
雰囲気もそうですし、年齢層もそうですし、いる選手もそうです。苦労しているのかなと思いました。順位もあまりよくなかったですし……」
 

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