課題をあらためて認識した90分間。この分析を2023シーズンの起点に【J3第34節Match Review】
今シーズン最後の試合であるJ3第34節はギラヴァンツ北九州を相手に1-2の敗戦という結果に終わった。前半は主導権を握り先制するも、後半に追いつかれ、最終盤に逆転ゴールを許す。藤岡浩介が「後半、いつもの岐阜のテンポになってしまった」と語るように、今シーズンのFC岐阜を象徴するような展開だった。
横山雄次監督の総括は過不足なくまとまっていた。
「ホーム最終戦で来ていただいた方にしっかりと勝つところをお見せしようと臨んだゲームでした。前半は準備してきたことをいいかたちで出せて、得点も獲れてチャンスをつくれてというゲームだったと思いますが、後半、相手の交代もあって思うようにいかず逆転まで持っていかれ、最後まで情けない試合を見せてしまった。やはりその責任は監督である自分の責任がいちばん大きいと思っています。
ただチームは今後も続いていきますし、選手のサッカー人生も続いていきます。情けなさを感じることも含めてこの経験を次に活かしていくことが、チームとしても選手個人としても、そして私自身にも、大切になると思っています」
◆2022シーズン、何が足りなかったのか
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