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想定外の戦い方に苦しみながらも高い意欲で勝利に持ち込む【J3第30節Match Review】

 

 
 7試合未勝利と後期に辛酸を嘗めてきたFC岐阜が待望の白星を掴んだ。沼津に戦術面で巧みに立ち回られ、先行されたが、途中出場した選手の活躍で逆転するという試合展開だった。
 
 対戦相手が前節までとは出方を変えてくるケースはこれまでにもあり、最近ではカターレ富山が岐阜戦になってそれまで監督交代後は先発から外れていた川西翔太を組み込むなど変化をつけてきたが、沼津の変わりようはそれ以上だった。5バックで守り、ロースコアの展開で1-0の勝利を狙うサッカーから、4バックでどちらかと言えば主体的にボールを動かすサッカーに転換してきた。14番の徳永晃太郎または15番の菅井拓也が4枚の最終ラインの前で構えていたため3枚または5枚の最終ラインではないのだと多少は判別しやすかったのではないかと推察するが、それでも相手の立ち位置が事前の準備と異なっていたのであれば、そこからの修正に手間取ってもおかしくはない。結局、前半はほぼ沼津が主導権を握るゲームとなった。
 
◆成長するための材料としていきたい試合
 

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