0-1からの再開、試合時間はあと70分強。2点以上を決め、逆転出来るか【ぷち★ぎふ/J3第21節再開試合Short Preview/無料コーナー】
8月20日のJ3第21節藤枝MYFC戦は雷雨のため前半22分ごろに中断、キックオフから約1時間後の20時ごろに中止が決定した。この中断時点からの再開試合が9月14日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場でおこなわれる。
再開するのはFC岐阜ゴール前で藤枝が直接フリーキックを獲得した場面から。出場選手は8月20日の先発メンバーであり、サブメンバーを含めて怪我や疾病者が出た場合は入れ替えが可能になる。
スコアは中断時点で0-1。岐阜としてはまず同点に追いつき、逆転するという目標が明確な試合だ。なんとしてもこの目標を達成したい。
◆再開試合の藤枝MYFC
岐阜と対戦するまでリーグ戦6連勝を記録していた藤枝は、岐阜戦が中止となった翌第22節にいわきFCと対戦、0-3で敗れてしまった。しかし第23節でカマタマーレ讃岐と引き分け、第24節ではヴァンラーレ八戸に勝利を収め、再び上昇の気配を見せている。
スタイルが確立しているチームだけに、今回の岐阜との再開試合でも自分たちのサッカーを貫いてくるだろう。ミラーゲームとなった8月20日の試合では同じ3-4-2-1で岐阜の守備に嵌め込まれたため得意のパスワークはやや減少したが、その代わりに両ワイドの個での突破を活かしたタテへの速さが強調された。いずれにしても積極的、攻撃的に仕掛けてくることは間違いなく、岐阜としては相手の突進をいなす、または相手の勢いを上回り、競り勝っていきたい試合となる。また前回の対戦では、岐阜は前述したように3-4-2-1で臨んでいたが、現在採用しているのは4-4-2。同一メンバーでこの布陣をどう使い分けるのかもポイントになる。
◆FC岐阜、再開試合をどう戦う
こうしたシチュエーションで岐阜はどう藤枝に立ち向かっていくのか。
横山雄次監督は前回、実際に手合わせをした感触を踏まえて「ミラーでぶつけたワイドの1対1で少し剥がされて押し込まれる時間もありました。相手のやりたいことをやらせないという点では戦術的にいいところがあった一方、少し個人で剥がされたところがあり、このチーム戦術と個人の両方でいい方向に持っていけるよう準備したい」と言う。
今シーズンの岐阜はディフェンスの人数が揃っていながら背後をとられ、あるいはクロスを許し、被決定機を迎える場面が目についた。そういう事態に陥ることがないよう横山監督が選手個々の意識に働きかけてきた結果、守備は徐々に改善されつつある。最近の試合ではチーム戦術の再現性も確認出来、状態は好転してきていると言っていい。
村田透馬は「ほとんどの選手が前半途中からの再開という経験はないのですが、ここ数試合いい入りが出来ているのでその時間帯で点を獲りたいと思っています。残り20分ほどの前半で同点に追いつきたい」と意気込みを語っていた。1点ビハインドから勝点を獲ることにチャレンジするいい機会。劣勢を覆し、ホームのサポーターに勝利をもたらしたい。
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