攻撃は向上してきたが2点目を奪えず。次節は複数得点で勝つサッカーを【J3第17節Match Review】
横山雄次監督はギラヴァンツ北九州に敗れたあと、「ファン、サポーターの方の期待を裏切っていることに申し訳なく思っています。選手は気持ちを見せて戦ってくれたと思います。しかしなかなかうまくいかないことが多く、それを打破して浮上のきっかけにしたいゲームでしたけれども、それがならずに残念の一言に尽きます」と会見の冒頭で試合を振り返った。
ただこの3連敗で上位の背中が遠くなったにせよ、まだシーズンが終わったわけではない。横山監督は、最後にはこう言って前を向いた。「とにかく、次の一戦。まだ可能性はなくなっていませんので、わずかな希望かもしれませんけれどもそれにかけて勝点を積み上げていきたいと思います」
◆藤谷匠「まだ昇格は諦めていない」
気持ちの伝わってくる激しい試合だった。アクシデントが重なり、けがこそしていないものの前半の終わりには藤岡浩介も接触プレーのあとなかなか立ち上がれないという場面があった。第4節ガイナーレ鳥取戦以来ちょうど2カ月ぶりの出場となった藤谷匠は73分間での交代を余儀なくされて「90分出来なかったところでチームに迷惑をかけてしまった」と反省。そして「前期の最後で絶対に勝たなければいけない試合で、アウェイですがゲーム内容的にはそんなに悪くなかったと思いますし、勝ちきりたいゲームでした」と言い、悔しさをにじませていた。
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