攻守一体。戦術面の整備とチームスピリットの高まりが融合して最高の勝利を手に入れた横山岐阜 【J3第12節Match Review】
負けたら終わり。首位鹿児島ユナイテッドFCとの“決戦”となったJ3第12節、FC岐阜は優勢に立った前半45分間に先制点を奪えず0-0でハーフタイムに入った。しかしこれは失敗ではない。言い換えれば鹿児島に先制点を与えない45分間でもあったからだ。なぜ岐阜はそのような戦いが出来たのか。
◆鹿児島を間延びさせた前半
鹿児島の大嶽直人監督はこう語っていた。
「プレスをかけには行きたかったんですけど、ちょっと広い3バックに対して前とうしろの距離感が間延びしていたので、そこを相手に衝かれた。後半修正してコンパクトにして出来たんですが、前半は自分たちが守備からリズムをとれず攻撃のスイッチが入らなかった」「前とうしろのバランスが少し悪かった。行ききるところと、少しステイしながら、しっかり相手のボールを見ながら守備をするところにちょっと間延びした部分があったので、そこを相手に衝かれてリズムをとれなかった」
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