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終盤の猛攻で一気に逆転。FC岐阜がパナスタ行きの切符を掴む【ぷち★ぎふ/今週のショートニュース/無料コーナー】

 

メドウで1回戦を開催。


 5月21日、FC岐阜は岐阜メモリアルセンター長良川球技メドウで天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 1回戦に臨み、岐阜県代表として愛知県代表の中京大学と対戦。3-2の勝利を収めた。
 
 前半15分、中京大学の11番進藤克樹のシュートは防いだがそのこぼれを14番有働夢叶に押し込まれて失点。先制を許した。劣勢を覆せない岐阜だったが前半39分、ゴール前中央で得たチャンスを石津大介がものにする。精度の高い直接フリーキックをゴール右に決め、1-1に追いついた。しかしずるずると後退した局面の後半21分、押し切られるようにして中京大学の10番小酒井新大に左足のシュートで勝ち越し点を奪われた。
 
 この2失点で尻に火がついた。後半30分、ンドカ チャールスの折り返しに石津が頭で合わせて同点に追いつく。90分間で決着をつけようという迫力が出てきた岐阜はその後、オフサイドで逆転ゴールを認められないアクシデントがあっても折れることなくタテに速く相手陣内に入っていく積極的な攻撃を繰り返し、後半39分、生地のパスを受けた藤岡浩介がドリブルで運び右足のシュート。これがンドカ チャールスをかするようにしてゴールネットを揺らし、ついに決着。終盤の10分間に2点を奪う猛攻で次のラウンドへと進む権利を勝ち取った。
 
 この結果、岐阜はパナソニックスタジアム吹田でおこなわれる天皇杯2回戦への進出が決定。6月1日にJ1出場枠のガンバ大阪と対戦する。
 
◆窪田稜とンドカチャールスの投入が実る
 

ホームに近い雰囲気。


 最終的に白星を得たものの、非常に苦しい試合だった。中二日で7日間のうちに3試合をこなす3連戦の最後。ある程度フィジカルコンディションが整った選手を選抜、その選手の個性、特性に応じたポジションに割り振ることを念頭にチームを編成した結果、ふだんとは異なる役割でプレーし、あるいは慣れない組み合わせで連携しなければならず、序盤からミスが多発。特に相手ゴール前に攻め込もうと思うあまりパスが相手に引っかかって逆襲に遭うシーンが目についた。
 
 先日のガイナーレ鳥取戦で大西遼太郎とヘニキの位置を入れ替えたように、挑戦的な配置を試みていた。3バックは本職の岡村和哉を中心に、サイドバックタイプの橋本和と山内寛史が左右を務めた。ボランチは本田拓也のパートナーに生地慶充。両ワイドは右が舩津徹也、左が村田透馬。フォワードは石津大介をセンターに、右のシャドーが畑潤基、左のシャドーが藤岡浩介だった。
 
 ところがこの組み合わせがなかなか機能しない。チームメイト同士、互いに立ち位置や判断についての指示が飛び交うが、不具合が多かった。日頃と同じ、連携が熟したメンバーで臨んできた中京大学とはチーム力で大きな差があった。このため前半終了間際には山内寛をセンターフォワードに配置、石津を右のシャドーに、畑を右のワイドに、舩津を3バックに右にとそれぞれポジションを移す修正をおこなった。
 
 前半、3バックの布陣で攻め込まれていた岐阜はハーフタイムに4-4-2へとさらに修正。右から山内寛、岡村、舩津、生地で最終ラインを構成し、中盤は右から畑、後半から出場の山内彰、本田、村田。その前に石津と藤岡の2トップを置いてスタートした。4バックにしたことで不用意に使われてしまうスペースがなくなり、安定してボールを保持出来るようになってきた岐阜だったが、衰えない中京大学の圧に押し込まれて2失点目を喫した。
 
 しかし右サイドを半ば強引に突破出来る窪田稜と屈強なフィジカルで起点となれるンドカ チャールスの投入が実った。パスを回そうとして前に進めなかったそれまでの展開とは一変、これまでのリーグ戦同様、タテにすばやく攻めていく迫力が復活。逆転勝ちに成功した。
 
 1-2と後半の追加点で1点のビハインドを負った時点では敗戦もよぎった。だが、終わってみれば、中京大学の永冨裕也監督に「本気を出させたことが収穫」と言わしめる結果になった。過去の岐阜であればそのまま敗れていてもおかしくない試合だったかもしれない。しかし途中までの経過はどうあれ、最後に粘り、そして爆発力を発揮して逆転したこの強さはここ数年感じにくかったもの。勝利の味を知った岐阜。これからも勝利を得ながら課題を克服していきたい。
 
◆試合後の横山雄次監督と石津大介
 

試合後の横山雄次監督。


 ふだんとはメンバー構成を変えてチームは完成度が低い状態。様々な不具合、問題点があることは自覚していた。だが試合後の横山雄次監督は「いまの我々には終わったときに勝っていることが大事」と言い、胸を張った。
 
 最終的にはこれまでのリーグ戦同様、後半に明確なストロングを持つス-パーサブを用意しておいたことが決め手となった。勝利の方程式は天皇杯でも活きていた。
 
 2得点でヒーローとなった石津は前線のキープレーヤーとしての役割をまっとうする働きぶり。柏木陽介ら中盤に優秀なキッカーが揃い、岐阜に来てからフリーキックの練習をしたことはなかったというが、正確な一撃でチームを救った。
「中央だったので左右どっちでも狙えたが、壁が低いほうを狙って蹴った」と右を選択。冷静な観察と判断が貴重な同点弾をもたらした。
 
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