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三浦俊也監督がつくり上げる新たなFC岐阜、その構想とは【Long Interview】

 

多くの新加入選手を束ね、開幕までに新しいサッカーの大枠を落とし込んだ三浦俊也監督(以下、撮影:後藤勝)。


 今シーズンは三浦俊也監督がFC岐阜トップチームを率いることになった。以前から理論派の指導者として一目置かれる存在だったが、Jリーグを離れ海外での経験を積み、また欧州サッカーに学び知見を獲得したことで人間としても監督としても幅を拡げ、満を持してのJクラブへの復帰である。

 岐阜はこれからJ2昇格に向け一試合平均勝点2、得点1.5以上、失点0.8以下という目標を掲げて2022シーズンのJ3リーグに乗り込むが、ではこうしたプランを策定するに至った三浦監督はどのような人物なのか。ベトナム代表監督への就任など、パーソナルな面を含めたインタビューでその像に迫った。

◆アウトプットばかりになっていた

 大宮アルディージャ時代に2位、コンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)時代に優勝の成績を挙げ、三浦監督はそれぞれJ1昇格を果たした。その後、ヴァンフォーレ甲府の指揮を執った2011シーズンを最後に一度日本を離れるが、それには理由があった。

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