FC大阪戦の分析を経て対策完了。対Jクラブでゲームスピードを「2テンポくらい引き上げる」(安間貴義監督)Honda FC攻略のいとぐちを掴み、FC岐阜はメドウで待ち受ける【天皇杯1回戦「FC岐阜vs.Honda FC」Preview】
5月15日、FC大阪に0-2で敗れたJFL第9節で、Honda FCの2失点目は右コーナーキックからのヘディングシュートによるものだった。セットプレーがカギを握るのでは──と甲斐健太郎に訊ねると、意外な答えが返ってきた。
「セットプレーで決めたのぼくの同い年の友だちなんですけど、あいつスゲエ強いんですよね」
“あいつ”とはFC大阪の背番号4、附木雄也のことだ。2012年の第91回全国高校サッカー選手権大会、甲斐の立正大学淞南高校は、附木を擁する八千代高校と2回戦で激突。結局、立正大学淞南が7-1という大差で勝利を収めこの大会でベスト8にまで進んだが、以来、付き合いがある。その附木がHonda FC戦の後半25分、キャプテン舘野俊祐が蹴ったコーナーキックを、身長184cmの長身から繰り出すハンマーヘッドで叩き込み、追加点をもぎ獲っていた。聞けば、附木とは「Honda FCどやった?」と、連絡を取り合うほどの仲だという。
(残り 3274文字/全文: 3795文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ