ぎふマガ!~FC岐阜を徹底的に応援する公式ウェブマガジン~

FC岐阜は敵地でリーグ失点数2位のFC今治をどう崩すのか? 前回対戦時に無得点だった反省を活かし、難攻不落の城を攻め落とせ【10月5日Web囲み取材~J3第20節「FC今治vs.FC岐阜」Preview】

 
 仲田建二新監督が監督代行として指揮を執ったJ3第17節のカターレ富山戦を含め、ここ最近の3試合でチームのベースが見えてきている。基本的には守ってカウンターということになるが、常時自陣にベタ引きというわけではなく、攻守にアグレッシブな姿勢が印象的だ。特にサイドハーフがウラを衝き、守備では自陣に下がり、献身的なハードワークでキーポイントになっている。第19節ロアッソ熊本戦では後半29分に先発のふたりが揃って交代。それも頷ける消耗ぶりだ。もちろんほかのポジションでも戦術的に抑制した動きで各々に割り当てられたタスクをこなしつつ、個の力を発揮している。川西翔太もコースを切るディフェンスやカウンターの起点となるパス、自身のウラへ抜けてのシュートなど、仲田監督が想定するプレーが出来ている。松本拓也と竹田忠嗣を中心に守備組織を構築しゲームをコントロールする様子も板についてきた。竹田はポジショニングだけでなく身体を寄せるプレーでも溌剌とし、松本はタフな展開でも動じず失点場面以外の危機を食い止めて存在感を増しつつある。ここでは10月5日のWeb囲み取材で監督に訊いた内容をソースに前節を振り返りつつ、熊本戦から中二日、目前に迫った第20節FC今治戦を予想していく。
 
◆ロアッソ熊本戦最後の15分間、そして町田ブライト
 
 前節熊本戦のパフォーマンスについて、仲田監督は

(残り 2604文字/全文: 3199文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ