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當間建文の述懐【コラム】

 

シーズン終盤の14試合に連続して先発した當間建文。それだけに責任を重く感じていた。

 不甲斐ない成績でシーズンを終えたあと、選手の口はそう軽くはない。しかし戦った者の責任として、語ってもらいたいことはある。その状況を理解して慎重に言葉を選びながら話してくれたひとりが當間建文だった。他人を責めるような言い方はなく、深い反省だけが語られた。

◆責任を痛感

 残留争いの渦中で、FC岐阜はたとえダウンさせられても、その度に立ち上がる作業を繰り返していた。具体的には、ホームゲームのJ2第27節でアビスパ福岡に敗れてからの3連敗を喫したあと、敵地でFC琉球から勝利を収めた。第32節からの2連敗のあとは横浜FCと引き分け、レノファ山口FC相手にもあと一歩で勝点3を奪うところまで行った。モンテディオ山形にシュートゼロで敗れても、次節は愛媛FCに勝った。しかし最後は5連敗。

 何がいけなかったのか。ニワトリと卵の順番は、もしかしたら逆だったのかもしれない。10月30日、必勝を期して臨んだ白波スタジアムで鹿児島ユナイテッドFCに敗れ、勢いが削がれた。
「鹿児島は

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