3バックの継続もありうる岐阜、プレッシングを徹底させ町田撃破を狙う【J2第15節プレビュー】
5月26日、FC岐阜は岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ2第15節に臨み、FC町田ゼルビアと対戦する。
前節ジェフユナイテッド千葉戦の途中から3バックへとフォーメーションを変更した岐阜は、その3バックの継続も視野に入れて準備を進めてきた。基本的には千葉戦のメンバーをベースにして大敗の反省を活かしつつ、独特のサッカーを志向する難敵撃破を狙う。
◆町田のロングボールを封じるために
町田は適当に蹴っているだけ──という世評もあるが、昨年までファジアーノ岡山で監督をしていた長澤徹氏(FC東京トップチームコーチ兼FC東京U-23監督)は「あれはれっきとした戦術」と、町田が蹴る長いボールを評価する。
これは大木武監督も同様だった。
「アバウトではなく町田の蹴るボールにはちゃんと意図がある。ディフェンスの背後に蹴って必ずそこにフォワードが雪崩れ込んでくる」と、タテへの速さを警戒した。
町田は長いボールを蹴り、ボールを持たないことでリスクを減らしている。そのようにボールを遠ざけられている状態にしないためにこそ、積極的に前からプレッシャーをかけに行こうという考えが大木監督にはある。
「そうですね。よくコーチと議論になるんですけど、
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