「長崎戦のぼくたちは“どっちか”になってしまっていた。次節は期待してもらっていい」狭間で生きるすべに開眼した中島賢星、無敗の水戸に臆することなく立ち向かう【J2第10節プレビュー】
V・ファーレン長崎と点差ほどの実力差があったわけではない。ひとり少ない状態で挽回しようとした結果の4失点であり、過度に気落ちする必要はない──と、声を掛けると、中島は「仰るとおり」と頷いた。
「決められるところはあったし、耐えられる部分もあった。そこは個人個人でいちばん感じていると思います。繰り返さないように練習はできる。改善して次の試合に臨みたい」
大木武監督の言う“狭間で生きろ”。この教えが身にしみる0-4の“大敗”だった。
「監督が言うことと、自分が思うこと。言われたことだけになるのではなく、自分の意思をちゃんと持ち、どっちかになりすぎない。長崎戦のぼくたちは“どっちか”になってしまっていた。だから
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