米田徹トップチームヘッドコーチ、大木サッカーの情熱についておおいに語る【Short Interview】
1月11日に開催された「2019新体制・新加入選手記者発表」の壇上で、米田徹トップチームヘッドコーチはひときわ熱い空気を発散していた。2009年と2015年の二度在籍したFC岐阜への復帰が、かつて師事した大木武監督のもとで再び働くことにもなった、そのせいだろう。テンションが高かった。
2007年のヴァンフォーレ甲府トップチームは、大木監督、安間貴義ヘッドコーチ、米田コーチという体制だった。大木監督が退任して新体制となった2008年も大木流の熱気は冷めやらず、安間監督と米田ヘッドコーチが選手たちとともにサッカー漬けになり、一心不乱にボールを追っていた。岐阜で三度目のシーズンを迎えようとする米田ヘッドコーチの佇まいには、この甲府での二年間の熱さを思い起こさせるものがあった。
「このあと夕方から初練習ですが、早くやりたいという気持ちですか」と訊ねれば、「ぼくたちはそうです。グラウンドに早く行きたい」と答える。大木サッカーへの取り組みが生き甲斐となっている、そういう反応だった。
はたしてその情熱はどこから来るのか。会見場から練習場へと向かう前のわずかな時間に話してもらった。
◆好きなサッカーに思いっきりのめり込む
――大木監督には何を期待している、と言われましたか。
米田徹トップチームヘッドコーチ(以下米田徹HC) まだそれほどは話していません。ただ、
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