「ファジラボ」寺田弘幸

【無料】木山隆之監督『何も言うことがないくらいのデキだった』(ステファン ムーク 佐野航大 永井龍 仙波大志)【2022 J2第38節 仙台戦 コメント】

2022 J2第38節
9/25 13:00K.O. @シティライトスタジアム

岡山(3-0)仙台

40分 ステファン・ムーク
51分 佐野航大
90分+2 仙波大志

木山隆之監督

お疲れさまでした。12千人弱の方に来ていただいて、素晴らしい雰囲気の中でやらせていただきました。選手もそれに応えるように躍動したと思います。こういうプレーをしたいんだというのを存分に見せてくれたと思います。それ以上、何も言うことがないくらいのデキだったんじゃないかと思います。なんでも聞いてください。

――チームとしてプレスが非常に効いていたと思います

効いていたと思います。われわれがずっとやってきたことなので。高い位置でプレスをかけて相手コートに相手を押し込めてフットボールをすることをずっとやってきて、本当に日々進歩していると思います。どの相手とやってもそれが効くようになってきたのが、ここ最近かなと。今日も良く効いていたと思います。

――ムーク選手が久々の先発で、先制点も奪いました。ムーク選手の評価は?

彼は外国籍枠の問題で外れることも多いけど、本当に彼のことを信頼している。出たときには必ずチームにパワーを与えてくれるし、その中でゴールも取ってくれるんで、いつも必ずチャンスが来るから腐らずにやってほしいと話してきたけど、彼は本当に毎日、それを実践してくれていた。本当のプロフェッショナルだと思う。今日は本当に難しい状況で、システムもトレーニングとは違う形でスタートしたんですけど、それでもしっかりと順応してくれて、素晴らしいプレーだったと思います。

――永井選手も前線で身体を張ってとても良いプレーをしていたと思います

1トップでプレーすることは今週はやっていなくて、急にそういう形にシフトしたにも関わらず、収めるプレー、背後に出るプレー、戦術的にサイドに流れるプレー、すべてをほぼパーフェクトにこなしてくれたので良かったなと思います。

――チアゴ・アウベス選手と河井選手が欠場した理由は?

体調が整いませんでした。

――いつもと違う[3-4-2-1]で始めたのも、その影響でしょうか?

前節にFW4人登録したうちの3人が欠場したので、2トップを1試合通すのは当然難しいなと。どこかのタイミングでハンも含めて2トップにする可能性を残しながら、しっかりとそれ以外の選手をうまく使えるような形でスタートした方がいいんじゃないかという想いで、今日は変えることにしました。

――欠場した選手もいる中で3-0の勝利を収め、選手層の厚さを感じました

それは日々の積み重ねしかないのかなと。春先にわれわれのチームを見たときに、そう思った人がどれくらいいたか。でも、日々ハードなトレーニングをして、毎週試合を積み重ねていく中で、当然試合に出れない時間が長い選手もいるんですけど、本当に質の高いトレーニングを毎日できている。その中で切磋琢磨して、こうやってチャンスが巡ってきた選手が結果を出せている。日々の選手たちの努力以外の何物でもないと思います。

――春先と比べてチームが完成形に近づいている実感はありますか?

理想だけ追求しようと思えば、いくらでもやりたいことはある。でも、それだけではやっぱり勝てない。相手コートで攻守をしていく、アグレッシブにプレーしていく、ゴールに向かうプレーをしていく、というのは、自分たちが開幕したときから、このチームを僕が率いるときになったときから、これまでの岡山のスタイルを加味して考えてきた。走って頑張るチームだったし、組織で守備をしてタイトに戦うチームだったんで、その中でより攻撃的にプレーできるように、ということを1つの大きなコンセプトにしてやってきた。

その中でシステムが変わったりとか、人の良さを生かすために2トップにしたりとか、そういうことはありますけど、根本的には何も変わっていなくて。そういうことがチームに浸透して誰が出てもできるようになっているという意味では、ある意味理想に近づいているということかもしれない。もっと質を上げたり、もっと魅力あるプレーを出せる可能性もあるけど、われわれができる最大限の魅力あるプレーをしようと思って取り組んでいるのが今の形だと思うんで、そういう意味では非常に充実感、納得感のある終盤戦になっています。

――リーグ戦の残り試合に向けて、あらためて意気込みをお願いします

残りリーグ戦は4試合ですけども、2位の横浜FCさんとは5ポイント差が空いているので、われわれは毎試合で3ポイントを狙っていくだけだと思います。その中で最終的に42試合が終わったときに結果が出ると思うんで、その結果をしっかりと受け入れてプレーオフならばプレーオフを勝ち進めるように頑張りますけど、今はそこを目指さないで、2位に入ることを目指して最後まで可能性がある限り戦い続けたいと思います。

――2点目と3点目について。特に佐野選手は最後までしっかりと足が動いていました

このシステムをやるようになって、やっぱりワイドの選手がゴールに詰めていくことは戦術的に常にやっていることですし、その中で相手を見て状況を見てどこに入ってくかは判断の求められる部分ですけど、彼はその目をすごく持っている。GKDFの間がいいと思えば入っていくし、相手が下がってマイナスが空いていれば、そこに入ってこないだみたいにミドルを決める。簡単なように見えて、判断と質の伴ったすごく良いゴールだったと思います。

3点目は、大志か。大志は徳島との試合で初めてスタメンで出て自分の中に悔しさがすごい残っていたと思うんですけど、その中で、理屈も大事なんですけど、理屈だけじゃなく自分のハードワークで相手を追い詰めていくことを求めていた中で、最後にアクティブな守備を見せて自分のところにチャンスが来たんで。僕が求めている前線の選手のプレーをしてくれていると思うんで、良かったと思います。続けてほしいと思います。

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