「ファジラボ」寺田弘幸

【無料】木山隆之監督『セットプレーで山形の方がゴールをしましたけど、あそこでスイッチが入った』(チアゴ アウベス ハン イグォン 濱田水輝 成瀬竣平)【2022 J2第35節 山形戦 コメント】

2022 J2第35節
9/10 19:00K.O. @シティライトスタジアム

岡山(2-1)山形

55分 チアゴ・アウベス
76分 ミッチェル・デューク

木山隆之監督

お疲れさまでした。われわれも絶対に落とせない勝ちたい試合でしたし、山形さんも当然そうだったと思います。山形さんの方のプレーは分からないですけど、そういう中でわれわれは硬かった。いろんなことを大事にすることが頭の中にあって、前への推進力とか前に向かっていくプレーがちょっと少なかった気がしています。

それも理解はできるけど、やっぱりホームで強い相手に勝っていくには、もっとエネルギーを出していかないといけないっていうことで後半はスタートしました。

ただ、1つ先に取られた。セットプレーで山形の方がゴールをしましたけど、あそこでスイッチが入ったかなと。やっぱり勝つためにはもっと自分たちらしいプレーをしないといけない。前に前にプレーしなきゃいけない。ゴールに向かっていかなきゃいけない。そういうスイッチが入りました。

もっと早く入らなきゃいけなかったかなっていう気がしています。ただ、こういう緊張感のある試合で先に先制をされても、ゲームをひっくり返せることが全てだと思う。選手たちに、「自分たちの力を信じればやれるんだ!」っていう想いをしっかりと伝えて、また残りの試合もやっていきたい。次はアウェイの戦いになりますけど、しっかりとまた準備をして、少しでも回復して勝つために全力でやっていきたいと思います。

――逆転ゴールを決めたデューク選手について

デューク自体はいつも通りだったんじゃないかなと。ただ、チーム自体が少し前への推進力を欠いていた。彼の特徴を使ったプレーの後に攻撃が連続していくとか、それがゴールに向かうチャンスにつながることが前半は少なかった。当然、そうなるとゴール前に行くシーンも少なくなってくる。

でも、自分たちのパワーを使っていければ、当然、彼がゴールしたような所でプレーができたりセットプレーを多く取れたりっていう形になる。彼のプレーは決して悪くないというか、むしろそれでも彼のプレーで引っ張ってくれていた気がしています。

――イグォン選手を左のWBでの起用でした狙いを聞かせてください

成瀬も本当に良くやっていた。ただ、やっぱり少し推進力っていうか、もう少し奥を突くプレーとか、そういうのをより出していきたかった。守備ではウチの右サイドの方が相手のチアゴ・アウベス選手を含めて押し込まれることがあったんですけど、逆にそこで奪ったときに逆サイド、われわれの左の方をもっと出ていきたいっていうふうに見ていたので。左のワイドっていうか、ちょっと中盤のサイドみたいな形で入れましたけど、推進力を出してくれていた。それで相手の奥を取れていた。すごく良くやってくれたと思います。

――田中選手に代えて仙波選手を入れた意図を教えてください

同じプレーをある程度は求めて入れました。雄大もすごく頑張っていたけど、ちょっと今日はいつもよりもいろんな意味でのプレーのクイックさとか1つすり抜けるところとか、守備はよく頑張ってくれていたんですけど、ちょっといつもほどのキレがなかったように思ったので。仙波を入れてフレッシュな状態でよりボールを前に配球してほしいし、プレスに行ってほしい。あとは配球するだけじゃなくて、2トップをサポートする、越していくプレーもやってほしい、っていうことを言って送り出しました。

――WBで先発した成瀬選手の評価について

細かいことはちょっと言いづらいですけど、今日は非常に難しいタスクを彼に担ってもらっていた。そういう意味では、短い練習の時間の中で、彼はそれをほとんどすることなくスタートで出たんですけど、本当に良くやってくれたと思います。本当に判断が必要な攻守をたくさんやってくれたので、非常に良かったと僕は思っています。

――今季初の4連勝です

う~ん、特にない。もう僕たちは勝っていくだけだと思うんで。4なのか5なのか6なのかは分からないですけど、残りの試合を全て勝つつもりでやっているので、もっともっと勝っていきたいなと思います。

――上位との勝点差も詰まってきました。残り試合でどの選手がキーマンになると考えていますか?

特にないですよ。本当に全員がやっているチームです。もちろんゴールを決める人であったりはある程度、決まっているかもしれないですけど。ただ、それを支えているのは全員なんで。今日も柳が出られなかったりとか、いろんなことがありますけど、それでも出た人がしっかりと仕事をしてくれますし。誰に出番が回ってくるか分からないですけど、全員で戦っていかないといけないので、全員に頑張ってほしいと思っています。

――最初に硬かった、前に向かうプレーが少ないというお話がありました。どこの時点に異変に気付いたのでしょうか? またいつもとの違いを感じた場面があったのでしょうか?

いや、もう全体的に。単発ではデュークとチアゴの関係でチアゴがシュートを打ったり、少しサイド破って中からシュートを打ったりすることがありましたけど、もっとそれを繰り返したり、連続したり、回数を増やしたり、っていうことがわれわれの目指していることなので。

大事にっていう言い方をしましたけど、ボールを少し大事にしようっていう意識が強過ぎで相手のゴールに向かうプレーがちょっと少なかったんじゃないかなと。それはやっぱり相手の力もあると思うんですけど、でもそれを打ち破っていかないといけないと思うので、それはハーフタイムに彼らに伝えました。1ポイントなんか目指していない、3ポイントを取るしかない、っていうことを伝えていきました。

次のページ

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ