「ファジラボ」寺田弘幸

『できることをやっていこう。少しでも前に進もう』

昨年末から朝のジョギングを日課にしている。

40歳が目前になったのだから少しは身体のことを考えよう。

そんな動機で『最高の体調』という本を手に取ると、とても参考になる本だった。

ここでも少しだけ紹介しようと思う。著者であるサイエンスライターの鈴木祐氏は、まず第1章・文明病の冒頭で、1995年にワシントン州の牧師、ボブ・ムーアヘッド氏が発表した“現代の矛盾”というエッセイを紹介している。このエッセイが刺さった。

『私たち人間は、長大なビルを作りあげたが、いっぽうで気は短くなった。

道路を広くしたわりに、視野は狭くなった。

お金を使っても身につくものはなく、ものを買っても楽しみは少ない。

家は大きくなったが、家族との関わりは小さい。

便利になったのに、時間はない。

専門家が増えても、それ以上に問題も増えた。

薬は増えたのに、健康な人は減った。

私たちは、酒を飲みすぎ、タバコを吸いすぎ、時間をムダに過ごし、少ししか笑わず、毎日を急ぎすぎ、怒りすぎ、夜更けまで起きすぎ、目覚めたらすでに疲れている』

(一部を抜粋して要約)

このエッセイに共感する人は多いのではないでしょうか。

そして、鈴木氏は現代を生きる多くの人々が抱える問題の大半を、現代人に特有の“文明病”が原因だからとし、これらの問題と向き合うために“進化医学”(進化論をベースにしながら人間の病気の正体を考えていく学問)を用いている。

それで、本当にざっくりと言えば、まずは食事を改善しよう!それから運動をしよう!そしてメンタル面の改善を図っていこう。そういうことだった。

よって、今、食事の改善に少しずつ取り組みながら運動を継続しているところで、これからメンタルとも向き合っていこうと思っているところだ。

そして、毎朝、走りながら思う。できることをやっていこう、と。少しでも前に進もう、と。

 

先行きの見えない今、不安は大きくなるし、ストレスも感じやすくなる。モチベーションを保つのは本当に難しい。

Jリーグは30日、5月30日以降に開催予定だったリーグ戦の延期を正式に発表した。6月13日以降の試合開催も現在のところ未定となっている。

村井満チェアマンは先日、7月、8月再開の可能性について触れていたが、果たしてどうなるのか。

そして、試合が開催されていない今、『ファジラボ』に何ができるのか。

 

できることをやっていこうと思う。5月も可能な限り更新をしていきたい。練習が再開できる状況なれば政田から選手たちの様子を届けることはもちろん、加戸英佳さんにも力を借りて楽しんでいただける企画を考えていこうと思うので、5月も『ファジラボ』をよろしくお願いします。

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