赤鯱新報

【川崎Fvs名古屋】プレビュー:充実という言葉がぴったりのチームに感じる大きな期待感。蓄えた確かな実力は、新たなシーズンの扉を力強く開ける。

■明治安田生命J1リーグ 第1節
2月15日(土)川崎Fvs名古屋(15:00KICK OFF/U等々力)
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指揮官は力強かった。「これ以上ない準備はしたと思っています」。誰にDFラインを任せるか、前線の核は誰にするのか、とすべてが手探りだった昨季の開幕とは比べるまでもなく、過去3年間のチーム状況と見比べても、確かに今季の名古屋グランパスはこれ以上なく充実している。シュミット ダニエルのチーム合流が遅れ、キャンプ後にキャスパー ユンカーの負傷離脱があり、三國ケネディエブスもキャンプ終盤からコンディションが整っていない。にもかかわらず、チームはなお十分なファイティングポーズをとることができている。これを充実と言わずして何と言うか。「実際始まってみないとなんとも言えない」と笑う長谷川健太監督からは、たとえ試合中に準備以上の不測の事態があっても何とかできるという自信がにじみ出ているようだった。

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