赤鯱新報

“クールダウン”に戦術練習。このチームの基礎に何があるかを確かめた1日。「自分たちは良い守備から入れれば、攻撃はうまくいく。まずはそこが名古屋の良いところ」(徳元悠平)【2/6練習レポート】

昨日がオールアウトだったため、この日は軽めのトレーニングであることが予想された。心なしかジョグの隊列にも笑顔が多い。

前日に最高負荷のオールアウトをやったからには、この日の練習がそれほど高い強度にはならないことは予想の範囲内だったが、その状況もまったく無駄にしないのが4年目を迎える体制の効率の良さだ。強度はかけられないが、それなりの運動量や負荷は必要で、ならばこのチームのベーシックの復習に充ててしまえばいいというのが、3日間の公開練習の中日だった。テキパキと進められたアップの後に行われたのはキャンプでも見られたコーチ陣のチームを相手にした攻撃のシミュレーション。複雑なことは対戦相手ごとに発生するもので、その下敷きとなる部分をしっかり確認できたことは、週末の練習試合へ向けての良い下地作りにもなったはずだ。

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