赤鯱新報

まさに“競争力”を感じるバチバチのトレーニング。次戦へ向けたチームの試みに、選手たちのスイッチが入った。「高めてもらってる実感がすごくあるし、こうやって自分のプレーの幅が広がっていくんだなって実感している。すごく楽しい」(加藤玄)【沖縄二次キャンプレポート:1/25】

二次キャンプは実質的に2日目のトレーニングから一気にギアを上げ、チーム内競争に火が点いた感がある。点火どころか薪までくべられた印象すらあるかもしれない。午前練習のみとなったこの日、練習開始前に若手を中心とした10人ほどのメンバーが練習場の隣りにある野球のグラウンドに移動し、玉田圭司コーチの下でのトレーニングに向かったのを見て、本格的な戦術練習が始まるのだと思った。だが、ふたを開けてみればピッチ上に表現されたのは確認作業のようなものではなく、本気と本気のぶつかり合い。オールアウトと言って差し支えない熱のこもったゲームの中で、明後日から始まる4つの練習試合への準備が進められた。

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