【クラブニュース】ランゲラックのお別れ会が盛大に開催。晴天のピッチで穏やかに、爽やかに守護神がサポーターに別れを告げた。

2024年12月09日 15時37分　
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トヨタスポーツセンター第2グラウンドに準備されたランゲラックのお別れ会。会場には抽選で選ばれた200名のサポーターがわくわくした表情で主役の登場を待っていた。

本日12月9日、トヨタスポーツセンターの第2グラウンドでサポーターを招いてのランゲラックのお別れ会が行われた。寒さも幾分穏やかに感じる晴天のもと、集まったのは3000人以上の応募から抽選で選ばれた200名のサポーターたち。ぎっくり腰の状態も緩和したのかランゲラックは「こんなにもたくさんの人に来ていただけるとは思ってませんでした。今日は最高の1日にしましょう」と笑顔で登場し、私物プレゼントの抽選会をテンポよく進め、その後の写真撮影会でも終始笑みを絶やさず一人ひとりのサポーターとコミュニケーションをかわしていた。1時間ほどの時間に凝縮された守護神との最後のお別れの場はとても和やかで、彼がいかに愛されたか、リスペクトされる存在であったかを改めて思い知った次第。最後にランゲラックは次のようにあいさつし、改めて集まったサポーターと日本での7年間に愛情を寄せている。

「今日は最後にお会いできて本当に嬉しく思っています。自分はここを去ってしまうことになりますけど、さよならという意味ではなく、また戻ってきますし、ACLで将来的にまたお会いできたら嬉しく思います。7年間、本当にありがとうございました。皆様の愛情やサポートをいただきましたが、もちろん試合中だけでなく、自分の時間、街中を歩いていても皆様の愛情を感じられました。今日はとても、たぶんつまらなくはない、楽しい時間になったのではないかと思います(笑)。ありがとうございました」

多忙のランゲラックはイベント終了後、自身のチャントに見送られながら会場を後にした。7年間の日本での冒険はこれでひとまず幕を下ろし、新たな彼の旅が始まる。クラブ史にも、リーグ史にも残る偉大なる守護神に、改めてビッグリスペクトを表したい。今回はその模様を写真レポートでお届けする。

: 会場にはランゲラックの横断幕も掲示されていた。

: 直筆のイラストも添えたメッセージボードを持参した少年。これは力作。

: こちらの女性はオーストラリア国旗にランゲラックの雄姿をあしらったフラッグを持参。みんな愛がこもっている。

: いよいよランゲラック登場。小西工己社長が出迎える。

: サポーターたちの拍手にで迎えられ、ランゲラックも笑顔がこぼれる。

: ランゲラックの前にズラリと並んだ200名のサポーター。

: 司会進行の間、机に置かれたルヴァンカップを眺めるランゲラック。このタイトルへの想いはやはり強い。

: まずはもちろんランゲラックのあいさつから。「本日はご来場いただき誠にありがとうございます。こんなにもたくさんの人に来ていただけるとは思ってませんでした。今日は最後のイベントということで、本当の最後ということで、今日はこうして皆さんの嬉しい顔も見られて、写真も一緒に撮れることが楽しみです。今日は最高の1日にしましょう。今後も自分はグランパスのいちファンでい続けたいと思います」。