赤鯱新報

【期間限定無料公開】“ミッチ”のラストマッチ直前、厳選コラムを無料で公開します!


いよいよ明後日に迫った今季の最終戦は、言わずと知れたランゲラックのJリーグラストマッチ。7年間に渡った彼とグランパスとの物語もついに終幕ということで「赤鯱新報」もその惜別の想いを込めて、この7シーズンで掲載してきたランゲラックの記事を厳選し、期間限定で無料再掲という形をとりたいと思います。選んだ記事は以下の7つの記事。読者の皆さんも、彼が名古屋で刻んできた足跡を当時の空気感とともに振り返りつつ、最終戦へと気持ちを高めていてはいかがでしょうか。

1.家族愛を感じた母の日エピソード

【赤鯱短信】今日は母の日。少年ミッチを支えたお母さんとのエピソード。

シャビエルとふたり、外国籍選手に母の日について尋ねてみようと思ったところ、想像以上に良い話が聞けた思い出深いコラムです。ミッチママのパワフルさ、初めて買ってもらったグローブに対する微笑ましい感覚、この親御さんあっての今の優しいミッチがあるのだなと思わせてもらった、とても印象深い話でした。

2.怒涛の1年目終了、帰国時に語った本音

【クラブニュース】ランゲラックが離日。「アジアカップの後に…名古屋に帰ってきたいね(笑)」

タイトルそのまま、何とか残留を決めた2018年のシーズン終了後、まだ小さかった長男サンティアゴくんを初めて母国に連れて帰ることにもなった帰国時の取材。GKにとっては辛すぎる失点と敗戦の日々が、どれほどの心労だったかを正直に吐露してくれた。

3.憧れの選手はゴールキーパーではなかった衝撃

【赤鯱短信】ランゲラックの“オールタイムベスト”はまさかの貴公子。

まだまだ取材が比較的余裕をもってできた頃には、母の日エピソードのようなバラエティに富んだ話も多かった。これもよく覚えているエピソードのひとつで、そう思ってランゲラックのプレーを見ると、「このあたりがそれっぽいかな?」と思えてくるから面白い。

4.クラブのレジェンドとなった大記録達成後に

【赤鯱短信】「185」という偉大なる通過点。クラブの歴史を塗り替えた守護神に、いま改めての感謝と祝福を。

Jリーグに残る記録も持っているランゲラックだが、名古屋グランパスにおいてもそうそう破られることはなさそうな記録を打ち立てている。Jリーグ出場記録は現在241試合。242試合目は何としてでも勝利で飾りたいところだ。カップ戦と天皇杯を合わせると280試合。外国籍選手としては傑出した数字と言える。

5.はじめの一歩。来日直後から彼はナイスガイだった

【赤鯱短信】謙虚な自信家、ランゲラックの興味深いパーソナリティー。

ランゲラックについて初めて書いたコラム。さすがに情報量は少なく、まだ未知数のところも多かった頃なので、楢﨑正剛とのポジション争いが始まるぞ、という一歩引いた感覚も自分に文章に感じる。でもミッチは最初から跳び抜けてナイスガイだったので、好印象しかなかったのは覚えている。

6.ランゲラックのGK哲学に触れたような瞬間

【赤鯱短信】ランゲラックの“変化”に見る、彼の充実とGKという職業の奥深さ。

他の仕事をしていて感じた違和感が、やはりそうだったのかと嬉しくなってしまった取材。基本的な部分は変えずに時代とルール、自他チームに合わせてセービングを構成しているというハイレベルな彼の仕事に、聞いていてワクワクしっぱなしだった。

7.“代表引退”ができる選手の偉大さを感じた

【赤鯱短信】ミッチの代表引退に振り返る、名古屋で過ごした“サッカルーズ”の想い。

最後は2021年、コロナ禍の真っ只中でランゲラックが決断したオーストラリア代表引退という大きな出来事についてのコラム。基本的には選ばれるもので、自分から“引退”と言える選手はこの世界でも限られているなか、ランゲラックがそれをできたことに何かこちらまで誇らしげな気持ちにもなった。

この他にも彼のコメントや記事、コラムはたくさんあるので、ご興味あれば遡って検索などしてみては。それにしてもランゲラックがここまで大きな存在になるなんて、最初はまったく思っていなかった。ありがとう、ミッチ。日本での最後の試合、そして次のキャリアにも幸運を祈ります。

reported by 今井雄一朗

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