【赤鯱短信】シーズン最終節を前に振り返る、数字の上での名古屋グランパス2024。
ホーム最終戦の鳥栖との試合後、とある選手との雑談の中で気づかされた数字があった。「18敗」。37試合が消化された現時点で、この数字を超えているのは名古屋と降格圏の3チームだけである。勝利数が14で全体の9位にあるからこの負け越し分は思ったよりも大きくなっておらず、まさにここが降格圏と名古屋を分かつポイントになっているわけだ。勝点の考え方でよく言われることは、「1勝2敗」と「3分」は同等ということがあり、これを1勝と3分がイコールと見るか、3分と2敗をイコールと見るかでも印象は大きく変わる。14勝5分18敗で13位の名古屋はその点では、いかに勝利の価値が大きいかと思い知っている1年ではないだろうか。
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