【クラブニュース】「あいちウィークフェスタ2024」のステージトークに山中亮輔が出演。軽妙な語りで会場を大いに盛り上げた。
24日に栄のオアシス21で開催された「あいちウィークフェスタ2024」のステージトークに山中亮輔が出演。入場時にはルヴァンカップトロフィーを持っての登場を見せた。
昨日24日、名古屋・栄のオアシス21で行われた「あいちウィークフェスタ2024」のステージトークショーに山中亮輔が出演。グランパスファンで知られるSKE48の相川暖花さんとともに軽快なトークで盛り上げた。イベントは20分ほどのトークパートとサイン入りグッズをかけたじゃんけん大会、そして会場に出店していたグッズ売店で3000円以上の買い物をした先着30名へのサイン会で構成され、山中のサービス精神がいかんなく発揮される良い空間となった。
笑顔で語る山中亮輔。「正直出番ないかなと思って見てたけど、延長戦からピッチに立った時は、ヒーローになれるかなっていうメンタリティーで試合に臨みました」。
トークパートでは愛知県職員の司会のもとルヴァンカップや今季のリーグ戦、あるいは名古屋での生活についていろいろと質問が飛び、山中はどれも立て板に水で返答。決勝での出場機会について「正直、出番ないかなと思って見てた」という山中だったが、延長からの出番には「もうヒーローになれるかなっていう感じ」という鉄のメンタリティを披露。PK戦についても「5人のキッカーの中には入るだろうなと心構えはあったので、自分の信じたコースに蹴り込むだけでしたし、ミッチがいるアドバンテージは非常に大きかったので、負けるはずがないだろうっていう気持ちでした」と観覧のサポーターを喜ばせた。
「横浜FM戦のアディショナルタイムの山中選手のFKがすごく印象に残っている」と言われ、喜ぶ山中亮輔。
ファイナルという舞台に関しては「皆さんを笑顔にできる素晴らしいものだなって改めて感じたし、僕個人として準優勝で終わることが3回ほどあったので」と強烈な意気込みがあったことを吐露。その後は相川さんとのクロストークも始まり、ホーム横浜FM戦の直接FKなどを褒められ嬉しそうに笑った。クライマックスを迎えるリーグ戦については「順風満帆のシーズンではないし、開幕3連敗で無得点という非常にふがいないスタートからみんなで力を合わせて戦ってきた中での“ご褒美”がルヴァンカップ優勝だと思う。来シーズンはたくさんのタイトル、やっぱりシャーレが一番欲しい」と早くも来季を見据えていた。
ういろうのことを知らず、ステージ上でレクチャーを受ける山中亮輔。クラブは今すぐ青柳ういろうを彼に。
イベントは折り返して話題がプライベートへ。山中が精力的に投稿を続けているインスタグラムなどについての質問にはサッカー同様に饒舌にトーク。特にファッションについてはやはりノリも良く、お出かけの場所として大須を挙げた際には山岸祐也や森島司にコーディネートすることもあると笑顔。「山岸に関しては履かない靴を買ったまま、そのまま置いとくことが多いんですよ。なので僕が『ちゃんと履くか？』って、最終ジャッジして買わせてます」と、さすがのファッションリーダーっぷりだった。ファッションアカウントについては「いつ決めているのか」という質問に「次の日の天候をまず前日に調べる。明日は雨なのか 寒いのか、暑いのか。天気予報を見て着たいアイテムを1つ決める。服だったり、靴だったり。それでコーデに進んでいく」と緻密な作業が存在することを告白。これには相川さんも驚きの声を上げ、「毎日違う服を着ている」とさらに質問、「洋服でひとつ部屋がある」と山中が言うと、会場もどよめいた。
あっと言う間にトークは終盤に突入し、愛知県のグルメについては「うなぎが美味しいですねえ」としみじみ。ただしお子さんも好きになってしまったようで、「高級品じゃないですか(笑)。愛知のうなぎに慣れてしまうのが怖い。他のうまぎが食べられなくなってしまうんじゃないかと」と親御さんならではの悩みも。相川さんの好物というういろうについてはまったく知らなかった様子で、「和菓子は好きなんで、チャレンジしてみたい」とイベント後にも興味を持ったようだった。
じゃんけんを勝ち抜いた5名にミニボールを手渡していく。山中亮輔の表情はとても柔らかかった。
最後のじゃんけん大会を終え、山中は「今日はありがとうございました。残り2試合、次は岐阜の長良川になりますが、ホーム最終戦に必ず勝って来シーズンに向け、いい形で終えられるように頑張ります。皆さんの応援をよろしくお願いします」とあいさつ。30名限定のサイン会ではサポーター一人ひとりに丁寧な対応を見せ、常ににこやかなコミュニケーションですべての仕事を完遂した。イベント後の取材対応も満点で、「こういう人たちがいるから僕たちはこうやってサッカーできてると本気で思ってる」と山中。30分ほどの出番をこれだけ濃密なものにするというのは、今季見せた職人的なパフォーマンスにも通ずるところがあった。和泉竜司しかり、山岸祐也しかり、杉本大地しかり。山中たち名古屋の“93年組”のピッチ内外両面でのクオリティの高さを再認識した次第。間もなく迎える今季の締めくくりに、もちろん山中の左足も欠かせないと思わせられたイベントだった。
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