赤鯱新報

【クラブニュース】東海東京証券×名古屋グランパス「金融経済教育セミナー 〜選手のお金にまつわるお話〜」の第2回が開催。若手たちはより本格的に資産運用を学び、将来を見据えた。

今回はこうした円形の机の配置でよりフランクな雰囲気で行われた東海東京証券による金融経済教育セミナー。出席したのは前回同様、新人4人と三國ケネディエブスの5名だった。

本日11月20日、名古屋グランパスはダイヤモンドパートナーの東海東京証券による金融経済教育セミナーの第2回が行われ、前回と同様に倍井謙、榊原杏太、鈴木陽人、ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾の新人4人に加え、“志願者”の三國ケネディエブスの計5名がより具体的な資産運用の基礎について学んだ。

倍井謙も真剣な表情で説明を聞き、時折メモを取っていた。

第1回は経済の仕組みや確定申告についてがメインテーマとなったが、全2回の完結編となる今回は資産運用の話が軸。株式や債券、投資信託などのいわゆる金融商品についての基礎的な知識や売買における概要の説明、途中には当日の実際の株価を使って具体的な配当を算出するゲーム形式も取り入れられ、選手たちへの分かりやすさを重視したセミナーに、練習後の選手たちも興味深そうに聞き入っていた。

【クラブニュース】東海東京証券×名古屋グランパス「金融経済教育セミナー 〜選手のお金にまつわるお話〜」が開催。若手4人に三國ケネディエブスも加わり、将来のために選手たちが大いに学んだ!

既に株式を持っている三國ケネディエブスはさすがに手際が良かった。

5選手の中ではやはり三國がキャリアとしても長く、こうした金融商品についても既に運用していると返答。「福岡時代の先輩にやっている人がいて、聞きながら始めました」と、早くから将来を見据えた資産運用を開始していたと明かした。新人の4人はまだまだ実感や現実味がないようで、経済の話にも何度も頭の上に「?」が見えたが、それでも理解しようとする姿勢が見えただけでも収穫である。チーム内でもこうした資産運用についてはよく話題になっているようで、鈴木陽人も「少しずつ自分も活躍し始めたら、こういうこともお金の運用としてやれたら」と今後はより知識を深めていく意気込みを見せた。

パートナー企業とのこうした関係性はチームにとっても、また選手たち個人にとっても有用で、とても理解のしやすい説明にこの日の5人は様々な学びを得たはず。間もなくプロ1年目のシーズンを終える新人たちにはなおのこと貴重な機会となったに違いなく、ピッチ内外での人生を充実させる多くのヒントを手に、ルーキーイヤーの締めくくりに向かった。

鈴木陽人
〇鈴木陽人選手

「1回目の時のことで覚えているのは、ちょっと自分も知ってることも多くて。1回目はそういう部分が多かったですけど、今回の方は計算とかも入ってきたりとかして、NISAのこととかも自分の知識外のことだったので。まだ株とかはあんまり視野に入れてないんですけど。少しずつ自分も活躍し始めたら、そういうこともお金の運用としてやれたらいいなっていう風に思いました。株の話はよくクラブハウスの中でも、誰かな、祐也くんとか祥くんとかはよく株の話をしているので。だから、身近なものではあると思うので、もし自分もやるってなったらそういう人たちに聞けばいいかなって。知ってる人たちに聞けばいいかなって考えています。興味はけっこう、ありますね」

□セミナーの様子(写真)

reported by 今井雄一朗

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