【U-18レポート】プレミアリーグ再開を前に、名古屋U-18が京都U-18と練習試合。課題も収穫もある中で、ラストスパートへの準備は着々と進む。
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- 京都U-18のポゼッションスタイルに序盤は苦戦した名古屋U-18。守備がうまくはまらず後手に回る立ち上がりだった。
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- なかなか攻守にリズムが上がって行かなかった名古屋U-18。ボランチの野村勇仁らも懸命に突破口を探した。
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- 懸命なチェイシングで守備のきっかけを作ろうとする西森悠斗。彼の運動量は大きくチームを助けた。
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- 苦戦の立ち上がりに三木隆司監督も大きな声で指示を飛ばす。
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- U-17日本代表で主力3名を欠く中、3バック中央には小室秀太が入った。ビルドアップからのフィードで展開を変える。
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- 3バック左は青木正宗が務めた。後方からの指示も多く、チームを引き締める。
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- 控えメンバーが見守る中、ボールを動かし周囲を動かす神戸間那。
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- 加藤直太郎のPKストップ後から持ち直した名古屋ユースが攻め立てる。セットプレーにも力強さが。
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- ゴール前の際どい場面でDFとボールを競り合う杉浦駿吾。大西利都不在の中では1トップを務める。
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- 攻め込み、コーナーキック、また攻め込んでコーナーキックと押し込んでいった名古屋ユース。セットプレーにも様々なオプションをもって戦っていた。
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- セットプレーの連続の中から14分、コーナーキックの跳ね返りを八色真人がミドルで仕留めて先制。押し返していった展開の中での一撃に、チームは一気に勢いに乗った。
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- 「真人！スーパー！」と駆け寄っていった青木正宗。その後すぐに仲間の輪ができた。
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- 先制後、京都のポゼッションを見極めたのか前から守備をはめ込んでいった名古屋U-18。マッチアップをどんどん作り、前からボールを奪い取りに行く。
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- 18分、プレスの成功率が上がって行けばショートカウンターも増え、そこからスルーパスが出てくる回数も増えた中で、杉浦駿吾が一気に加速。
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- GKと1対1に持ち込み、冷静にかわしてゴールへ流し込む。角度のないところからだったが、冷静に仕留めた。
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- 23分にも杉浦駿吾がゴール。プレッシングで誘った相手のパスミスを拾ってゴールをロックオン。ミドルシュートを豪快にコーナーへと叩き込んだ。
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- 杉浦駿吾のゴールのすごさにただただ驚くばかりの野村勇仁。強烈の一言だった。
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- 名古屋ユースの勢いは止まらない。29分には神戸間那のフィードに抜け出した神田龍が、やっぱりループシュートで追加点をゲット。15分間で4得点と爆発力を見せた。
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- 完全にペースをつかんだ名古屋ユースはプレッシングの手を緩めるどころか加速させ続けた。GKにまで二度追いを仕掛けていく。
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- 前からはめ込んでいくと決めたら、最終ラインまでもが強く行かなければ穴が空く。神戸間那もかなり強めに球際をつくっていった。
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- 右ウイングバックは野中祐吾。コンタクトも強く寄せも速い。
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- 押し込んで速攻の流れの中ではセカンドボールの回収も滑らかだった。八色真人もそこから積極的にミドルシュートを狙っていく。
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- ちょっとやそっとのコンタクトでは止まらない杉浦駿吾の突破。
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- 右が縦に速いぶん、左は作る形も多かった。池間叶はその役割をきっちりこなし、左右で色合いの違う攻撃を演出。
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- もはや2年生の感じがしない神戸間那の余裕あるプレー。守備の強度も今季序盤に比べ、見違えるほどに上がっている。
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- 4-0で1本目が終わり、2本目は試合のマネジメントも求められる展開に。3バック中央を務めた小室秀太にとってもひとつ試金石となる45分になった。
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- 常に思考回路が高速回転していそうな八色真人。ボールと周囲の状況をずっと見極めている。
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- 小室秀太は相手FWとの駆け引きも大胆にプレー。受けるだけでなく果敢に前に出ていくディフェンスでも優位に立った。
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- 2本目は開始3分でセットプレーから失点。嫌な立ち上がりになったが、加藤直太郎は冷静さを保ってセービングに集中力を見せた。
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- 2本目はプレッシングの疲労感も出たのかやや劣勢の展開に。反撃のチャンスはだからこそ重要で、力の見せ所とばかりに野中祐吾は1対1の場面に舌なめずり。
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- 何とか流れを引き戻そうと懸命にプレッシャーをかける杉浦駿吾。スプリントの連続はフィジカルべースの向上を感じさせる。
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- ものすごくどうでもいいことだが、神戸間那のソックスだけ質感が違うのはなぜなのか。
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- 後半は劣勢をひっくり返そうと、池間叶が上がって受け手クロスという場面も増えた。彼はトラップも巧みで受け手としても優秀。
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- 大きな身体を活かし、加藤直太郎は90分間で4度ほどの1対1を止めた。
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- 必死の表情でボールを深い位置まで追っていく西森悠斗。なかなか決定機は決められなかったが、その献身性はチームを支えた。
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- 野村勇仁は守備の機動力、パス出しのリズムともに良好なパフォーマンス。
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- 神田龍も献身的な守備と隙を逃さない突破、シュートで状況の打開を狙ったが、相手もまた名古屋の攻撃に慣れたようで、なかなかゴールが遠かった。
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- 背後に出たボールを追いながら、ゴール前のチャンスを見極める杉浦駿吾。アシストに絡む力も彼は強い。
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- セットプレーからゴールを狙うのは野中祐吾。空中戦にはめっぽう強い。
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- チャンスはあるがなかなか反撃のきっかけとなるゴールが生まれない苦しい展開。神田龍の突破にも気迫がこもる。
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- 苦しい展開の中で2本目31分にはPKを与えてしまい、失点。加藤直太郎は1試合2PKセーブはならなかった。
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- 2失点の後、名古屋ベンチは4枚替え。中盤には神谷輝一を入れ、ボール回収力の回復を狙った。
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- 終盤にかけては池間叶の突破力が光った。マークがいてもきっちりクロスをゴール前に送ってくる。
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- 4枚替えで右ウイングバックに入った伊澤翔登。左がイケイケだった分、やや守りに意識を置いてのプレーに見えた。
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- 体力的にも厳しい終盤、杉浦駿吾へのマークも厳しくなっていたが、何とか突破、シュートを狙って間合いを測る。
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- スペースを捉える力と体力は抜群だが、この日は得点に恵まれなかった西森悠斗。最後の決定機もシュートは枠の外へ。Aチーム同士の90分は、前半4-0、後半0-3の合計4-3で終えた。
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- 京都U-18との練習試合はB戦も行われた。こちらは30分2本とややコンパクト。
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- B戦は開始2分でスルーパスに抜け出した西森脩斗が先制。脩斗の方がやはりストライカー的だ。
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- Bチームの最前線は伊藤ケンが務めた。A戦と同じく前からどんどんプレッシャーをかけていく。
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- 左ウイングバックは千賀翔大郎。持ち前の推進力でグイグイとボールを前に運んでいく。
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- 縦パスに抜け出しGKとDFと競り合いながらループシュートを狙う西森脩斗。ここは惜しくも外れたが、嗅覚はさすが。
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- 背後へのボールでDFと競り合う伊藤ケン。
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- シャドーには1年生の小島蒼斗が入った。ちょっと見ない間に身長も体格もかなり大きくなった気がする。
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- 右サイドを疾走する伊澤翔登。逆サイドが縦に速いタイプのため、やはりバランスをとるプレーが多かった。
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- この試合でようやく松嶋好誠が復帰。まだ本調子ではなさそうだが、随所に彼らしい攻撃のエッセンスが見られた。
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- 1トップの裏抜けにはもちろん激しいマークがつく。ここを突破しきるプラスパワーが欲しい。
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- 25分には西森脩斗の抜け出しから、粘ってつないだところを伊藤ケンが詰めて追加点。
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- 神谷輝一のボールに寄せる力と運ぶ力は頼もしい。
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- Bチームは西森脩斗が引っ張った。2-0で前半を折り返し。
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- 後半はGKが中島眞一郎から濱崎史揮にスイッチ。
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- Bチームの3バックはセンターが山本陽暉だった。持ち前のスピードがカバーリングにうまく活かされていた。
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- 3バック右は成瀬楓悟。前に奪いに行くディフェンスの積極性は買える。
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- 伊澤翔登が狭いスペースにボールを引き出す。アンダーラップも板についてきた。
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- 4本目10分に小島蒼斗が負傷交代。代わって出場の中原蒼空がガンガン仕掛けていく。
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- 少し無理な体勢からねじるようにスルーパスを出した松嶋好誠。その先には…
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- U-15から参加していた八色隼人だった。
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- 4本目17分に失点し、1点を追う展開の中での28分。縦のフィードに抜け出した伊藤ケンが思いきって狙う。
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- 伊藤ケンのシュートはGKに弾かれたが、こぼれ球を八色隼人が拾って角度のないところから決めてゴール。良い得点感覚だった。
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- 松嶋好誠らしいドリブルの低重心とボールタッチ。
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- 細かいパス交換からさらにゴール前へと突進したが、ここはチャージにあって止められた。PKだったかも。
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- 中原蒼空はシャドーのポジションでもグイグイと縦突破を仕掛けていった。
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- 練習試合終了。A戦は45分2本で計4-3、B戦は30分2本で3-1とともに勝利。
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- 最後はしっかり締めて、プレミアリーグ再開への1週間へとまた仕切り直し。
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- 松嶋好誠「残りの4試合はまずメンバーに入ることを目標にして。メンバーに入ることと、少しでも試合に絡むっていうことを目標に、残りのグランパス生活を楽しんで、サッカーやっていきたいなって思います」
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