【赤鯱短信】杉本大地の“人生訓”。後輩たちに語った、載せきれなかった金言をここに。
ルヴァンカップ決勝の直前、母校の第一高等学校で後輩たちに講話を行なった杉本大地の様子は当日にもレポートした通りだが、実はその授業の中での質疑応答のパートには、まだまだ多くの学びと素晴らしい言葉の数々があったのである。人生経験というのはその人に深みをもたらしてくれるものだが、経験の質がさらにその質に様々なグラデーションをつけてくれる部分もある。杉本は自分がしてきたことへの自戒や反省がしっかりできており、その上で自分に起きた多くの事象を誠実に受け止めることができる人物像を備えていたことで、結果的に子どもたちへと伝える術や、伝わりやすい考え方を身に着けていたのだとこの時には思い知った。
これはお蔵入りにはしたくない、でもレポートに全部入れてはやや冗長に過ぎる。ということで泣く泣く省いた後輩たちとの熱いやり取りを、アディショナルタイムということで今回は紹介する。追加にしてはかなり長いかもしれないが、それだけいい話が多かったということでぜひともお付き合いいただければと思う。まずは直接的なサッカーに関する質問について。
Q:サッカーをやっていて1番良かったことってなんですか。
(残り 3577文字/全文: 4064文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ