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【U-18レポート】U-18がカターレ富山との練習試合を行ない、快勝。終盤戦への向け、研鑽への想いも新たに。

2024年10月27日 12時00分　
カテゴリ：若鯱通信 • ★無料記事
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: 26日にトヨタスポーツセンターの多目的グラウンドで行われたカターレ富山との練習試合。富山のスタッフには前名古屋アカデミーコーチの山路甲一コーチがおり、かつての同僚の顔を見ようと楢﨑正剛コーチも足を運んだ。

: 山路コーチを「山路大先生」と呼ぶ楢﨑コーチは面白がってこの位置まで駆け寄って行った。その後に三木隆司監督や佐枝篤コーチが来た際にそのことを伝えると、佐枝コーチはスプリントで、三木監督もダッシュで駆け寄り、山路コーチを恐縮させる遊びで大盛り上がり。

: 試合前、試合序盤とひとりグラウンドの周囲を走っていた松嶋好誠。カメラを向けるともちろんアピール。

: 練習試合用のユニフォームは背番号がバラバラでちょっと混乱する。

: 多目的グラウンドの背後は工事現場。巨大なクレーンが見守る中、アップ時にはこの現場にシュートを叩き込んだ選手がひとり…。

: 左ウイングバックは野中祐吾がスタメン出場。縦突破の鋭さはやはり強力。

: いわゆる疑似カウンターのような形で、引き込んでの一気の展開で優勢に立った富山。青木正宗たちDFラインには、跳ね返すプレーの質と結果が求められた。

: 開始10分のコーナーキックから失点し、悪循環のチームは選手たち自身でも修正をかけて劣勢を跳ね返していく。杉浦駿吾が左から右へとポジションを変え、圧のかけ方を変えたことも奏功した。

: さすがのパワーと突破力を見せた杉浦駿吾。相手のマークをものともせず、前進してチームを引っ張る。

: 守り方が固まってくるとマイボールの時間も速い攻撃の数も増えていった。野村勇仁はその中で、良い切り替えのスピードでチームを加速させた。

: 流れが出てくれば勢いも増す。八色真人は左サイドに流れてのゲームメイクで相手の隙をうかがい、間にパスを差し込んでいった。

: 相手の低めのボール回しに目を光らせる大西利都。33分、後方のボール回しに詰めてキーパーからボールを奪い、無人のゴールに流し込んで同点ゴールを決めた。

: 青木正宗とともに空中戦、地上戦ともによくファイトしていた森壮一朗。

: 1本目を1-1で終え、2本目。守備もさらに整理され名古屋ユースのプレッシャーがかかるようになり、伊澤翔登らウイングバックの位置もおのずと高くなっていった。

: 背後へのボールが増えだすと、大西利都の持ち味もよく出てくるように。

: オフサイドにはなったが、背後への抜け出しからの左足シュートをコンパクトな振りで仕留めた杉浦駿吾。どうやら左足シュートは居残り練習の賜物な様子。

: 2本目も早々の7分に失点する展開となったが、杉浦駿吾を中心に攻撃の迫力で押し返していく。

: 相手の長いパスを前に出てカットする神戸間那。序盤はこのボールに苦しめられたが、適応して守るあたりはさすがの能力の高さ。

: 勢いよく駆け上がり、そのまま敵陣でのプレーを続けた森壮一朗。

: 熱くなりすぎて一触即発のムードになることもあったが、互いのチームメイトたちがしっかり事態を鎮静化。

: コンディションの良さが際立っていた西森悠斗。ボールロストが少なく守備の強度もあり、攻守の起点として不可欠の存在だった。

: 間もなく選手入れ替えという19分、敵陣でボールを奪った杉浦駿吾がそのまま独力で叩き込む。

: 2本目の21分にメンバーは総入れ替え。GKは1本目のみ萩裕陽で以降は濱崎史揮が務めた。あと2本目の失点につながるミスをした青木正宗は速攻で小室秀太に替えられていた。

: メンバー構成の事情もあってボランチを務めた平川大翔。意外や意外、慣れると受けてはがして展開というボランチらしい仕事もこなしてみせた。

: ウイングバックで開眼しつつある中原蒼空。守備面を整理すればその突破力が上手く活かされるかもしれない。

: 34分、シャドーの西森脩斗が敵陣でのボール奪取から左足で叩き込む。富山のボール保持に慣れたあとは、まずはこうしたプレッシングの成功から得点を量産した。

: 38分には右センターバックの小室秀太が縦に進出し、クロスで神田龍のボレーを演出。小室のクロスが珍しくてカメラを向けていたら、神田のボレーは撮り損ねた。

: カットインしてくる池間叶。2本目のチームは池間と神田龍、西森脩斗が攻撃で牽引した。

: 1-1、3-1と続いて始まった3本目。伊藤ケンは1トップとして懸命に攻守のタスクに汗を流した。

: 完全に試合は名古屋U-18のペース。3本目の開始1分も経たないタイミングで、西森脩斗が抜け出し左足でゴール。

: 果敢に攻め上がり、ミスに悔しい声を上げ続けた山本陽暉。モチベーションの高さがうかがえる、気迫のプレーだった。

: ボールの持ち方、視野の広さ。池間叶はさすがのクオリティで富山の右サイドを制圧した。

: 神田龍の突破力と池間叶の展開力が揃った左サイドはアンタッチャブルだった。

: 西森脩斗は逆サイドにまでよく顔を出し、チャンスメイクに奔走。「ケン！入ってこい！」と叫びながらクロスへ。

: ここは間に合わなかった伊藤ケン。彼がここに突っ込んでくるようになると、一皮むける気もする。

: じっくり後方で回してプレッシャーの背後をとるのが富山のやり方だったが、慣れた名古屋U-18はプレスの位置を上げ続けた。

: 引き出してはがして前を向く平川大翔。この試合においてはボランチをものにしていた。

: 伊藤ケンにビッグチャンス到来。しかしここは枠をとらえられず。

: 30分のチャンス。平川大翔が大きなランニングで背後をとるも、微妙に届かないかと思ったら…

: 左サイドから神田龍が飛び込んできてやっぱりループシュート。「あぶねーギリギリ…」と言いながら、しっかり仕留めてみせた。

: 試合は3本目も3-1となり、3本合計7－3で名古屋ユースの勝利。17時過ぎでもうこの暗さとなった秋のトヨタスポーツセンターに、互いを称える拍手が響いた。

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