赤鯱新報

長谷川健太監督「非常に昨シーズンより新潟のレベルは上がっていると思いますので、非常に難しい相手だと思ってます」【9/17練習後のコメント】

〇長谷川健太監督

Q:非常に良い試合の後に、なかなか厳しい試合と並んだわけですが、選手もいろいろと考えることのあった敗戦だったと思います。今週の練習、話してみての選手の反応や雰囲気はどうですか。

「そうですね、まあ半分はわかっていたんで、ああなる可能性はあるという。…何とかしたかったですね。だから私が自分に不甲斐がないというか、もちろん選手にも、タフにはなってもらいたいとは思いますが、広島っていう非常に好調の相手を、もちろん我々は最後のタイトルがかかった大会だったんで、選手も全てを出しきった中で、その後のトレーニングを見ていても、なかなか皆さんに、今までそんなこと言ったことなかったんですけど、『だいぶダメージがあるな』っていうのは。わかっていたんで、何かもうちょっとうまくやりようがなかったかなという。スタッフの中でも、次の試合への持っていき方はどうだったんだって、いろいろと検証する、しなければいけない試合だと思っています」

Q:それは思っていたよりも消耗が激しかったところもあったのでしょうか。

「いやもう、激しいってわかっていたから、ああやって会見でも自然と口に出たっていうかね。別にあれはあえて言っていたわけではなく、『ちょっとダメージはありますね…』っていう話は。本当に正直にそういう風に思っていたので。まあ…練習は極端ではないですけど、極端にどうするのかとか、じゃあ休みの取り方は本当にダウン、オフでよかったのかとかっていう、そういうとこも含めて。練習の中でのスプリント回数とか全部出るので、そういうところはコントロールしながらは当然やりましたが、まだやっぱり足りなかったということだと思うので。特に120分間、PK戦も出続けた選手の疲労度というか、ディフェンスラインにそういう、今までだったらもう少しうまく、たぶんやれてるだろうなというところが。本当にロングボールの処理を相手にプレゼントボール出したりとか、絞らなきゃいけない状況で絞れなかったりとか、明らかなパスミスして止まっちゃうとかっていう、本当はあってはならないような致命的なミスを何回か犯してしまったという風に思うので。そこはもう…。とはいえ、やっぱり彼らの今までのプレーを見ていたら、 じゃああの試合が悪かったからと言って、ここまでシーズンが進んできてる中で一番の、ベストとは言えないですけど、ベターな選手たちだったと思いますので。彼らの何て言うんですかね、リバウンドメンタリティじゃないですけど、本当にそういう反骨精神というか、悔しさというのを次の試合にしっかりぶつけて、試合で自分たちの力というのを示さなければいけないと思っています」

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