赤鯱新報

【広島vs名古屋】プレビュー:ゴールから逆算する準決勝への道。真っ向勝負を挑む気持ちに、覚悟と気迫を込めていざ敵地へ。

■YBCルヴァンカップ プライムラウンド 準々決勝 第2戦
9月8日(日)広島vs名古屋(18:30KICK OFF/Eピース)
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継続こそが勝機である。第1戦の反省や振り返りは相当に行っている上で、指揮官は「攻守においてもう少し研ぎ澄まして戦わないといけない」と言った。“もう少し”という部分が実は肝で、得点できなかったことも失点につながった場面も、会見のコメントを見れば紙一重の積み重ねだったという感覚がチームにはある。微妙な判定に泣くことになった幻の2得点も、形は素晴らしく他にも狙い通りの決定機はあった。守備もそれこそが重要と言われても、いくつかの掛け違いの末に仕留められたもの。当然、そこを勝利に結び付けてくる広島に実力や勢いはあるとも言えるわけだが、その相手に勝たなければ次のステージを逃すことになる。百戦錬磨の長谷川健太監督は冷静で、「まずは90分で勝つこと」から状況をイーブンに持ち込み、そこから広がる可能性に懸けた。

ヒントはふんだんにちりばめられた第1戦だった。

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