赤鯱新報

【名古屋vs広島】プレビュー:逃げずに闘い、細部にこだわる第1戦。総力戦の一点集中で、強敵に“風穴”を空けろ。

■YBCルヴァンカップ プライムラウンド 準々決勝 第1戦
9月4日(水)名古屋vs広島(19:00KICK OFF/豊田ス)
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強者であればあるほど、やるべきことはシンプルになる場合がある。インテンシティという一言にそれが集約されていくような現在の広島を相手に勝とうとするならば、迎え撃つ側としても対策は複雑にはなっていかない。もちろん、広島とていろいろな約束事や戦術、判断基準など戦いの織り方は緻密にされていても、それを支えているのはやはりアグレッシブさであり、強度の高いプレーの連続が彼らの長所だ。フォーメーションに関係なく、出発点が似たところにある名古屋にとっては真っ向勝負こそが広島対策であり、その脇を固める細部へのこだわりも携えて、この強敵に勝とうというのがルヴァンカップ準々決勝の目的。完敗だったと指揮官も認める2週間前と同じ轍を踏まないだけでなく、そこに勝ち筋をつけていけるかどうかが勝負の分かれ目となる。

(残り 2245文字/全文: 2660文字)

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