中原蒼空「もっともっと練習から高い意識持ってやらないといけないなって思いました」【8/23試合後のコメント】
〇中原蒼空選手
Q:今日はかなり決定機も自分にあり、なかなか決めることができませんでした。今日の自分のプレーをどう振り返りますか。
「今年からシャドーだったりFWだったり、ゴールに近い位置でプレーすることが増えたんですけど、昨日、今日と数多くのチャンスがあった中で、最後の決めきるところで、ほんとにシンプルに自分の実力、技術不足で決めることができなくて。今、(杉浦)駿吾だったり(大西)利都だったり、主力がいない中で、佐枝さんも言ってたんですけど、自分はスタメンを奪うチャンスでもあったんです。けど、いま振り返って、ただそういう選手たちとの差を改めて実感することになってしまった。もっともっと練習から高い意識持ってやらないといけないなって思いました」
Q:とはいえ、もともとはサイドハーフの選手ですし、いきなりFWになるのも難しいと思います。たとえば自分の得点に対する意識の持ち方や、その局面をどうやってシュートに持っていくか、ゴールにつなげるかというところはどう考えながらプレーしていましたか。
「自分は言われた通りサイドの選手で、DFを背負ったり、ポストプレーだったりが苦手なんです。その分、自分はスピードに自信があるんで、裏抜けのところで相手の先手とってゴールに向かうって意識が今は一番高いです」
Q:昨日の昌平戦は中原選手が入ってから流れを変えられたところもあったと思います。裏に抜ける、シャドーとの連係でみんなを活かす、みたいなことも。この2日間の手応えはどうですか。
「今日と比べたら昨日の方が、自分がボールを受けて周りを活かしたり、裏抜けするところも良くて。今日もそういう部分はあったんですけど、やっぱり違いとしては昨日はシャドーや周りとの連係がうまくいったけど、今日はそこがなかなか噛み合わなくて。ゴール近くまで行っても、そこの連係でうまくいかなかった。そこは昨日と何が違ったのかっていうのを周りとも話しながら、しっかり修正しないといけないなと思いました」
Q:FWはもうシュートを打つと決めたら打たなきゃいけないポジションで、でも今までのポジションは可能性が高い方を選ぶポジションだったと思います。おそらくそこのギャップに苦しんでいるのだと想像するのですが、そのギャップをどうやって埋めていきますか。
「いやもう、ほんとに言われた通りで(苦笑)。コーチたちにも言われたんですけど、ゴールに向かう意識というのがまだ低くて。FWは点を取るのが仕事なので、これからもたぶんシャドーだったり、FWのポジションでのプレーは増えていくと思うんで、技術のところもそうですけど、もっともっとゴールを自分が取って勝たせるっていう気持ちがまだまだ全然足りていない。周りに負けないぐらい、その気持ちは強く持ちたいなって思います」
Q:中原選手はサイドハーフでは思い切りの良いカットインシュートが武器だったと思います。カットインシュートを選択するときの自分の心境と、FWとしてのゴールチャンスでの心境というのは、また全然違うものなのですか。
「そうですね。サイドハーフの時は自分の形みたいなものがあって、サイドでボールを受けてからの自分の得意なドリブルからのシュートの、細かいこと言ったら角度だったり、スピード感だったりっていうのがあった中で。それが今のポジションではできないので。FWというのはどんな体勢だったり、どんなボールでもゴールに向かっていかないといけないので、そこはちょっと苦しんでます」
Q:そこもこの2日間でちょっと前進できたようなところもあると思っています。その手応えを次にどう発展させていきたいですか。
「ここまでは、このポジションでは極端に言ったらもうチャンスにもなってなかったシーンがほとんどだったんですけど、昨日今日はしっかりシュートまで行けて、入らなかったですけど、シュートまで行けたり、チャンスは作れていたとは思うんです。あとはそこを決めきることだったり、仲間も活かしながら、得点につなげられる仕事をしたいです」