西森悠斗「今日こうやって勝てたのは、ほんとチーム全員で掴んだものだと思うので、プレミアでもこういう前半から苦しいゲームはあると思いますけど、今日のように後半で巻き返せるような、そんなゲームをしていきたい」【8/22試合後のコメント】
〇西森悠斗選手
Q:厳しい前半でしたが、この試合を振り返っての感想は。
「みんなもわかってるとは思うんですけど、前半はほんとに守備でもボールが取れずに、攻撃でもチャンスは何回かありましたけど、精神的にはすごく相手に持たれて苦しい試合で。後半に入ってすぐのPKが入ってたらもっとわかんなくなったかもしれないです。でもPKが外れて、その後に(神田)龍が決めてくれて、そのあとも2点取って4-1で勝てたっていうのは、後半になっても強度落とさずに最後までやりきれたっていうところで相手を上回れたのかなと思います」
Q:前半は追っても追っても守りの狙いが定まらないようなところがありましたが、飲水タイムぐらいでそこをはっきりさせたように思いました。
「最初は3-4-2-1の形のまま守備をやってたんですけど、それだとハマらないなって感じだったので、(西森)脩斗に相手のアンカーを見させて龍と自分で相手のセンターバックに行って、相手のサイドバックにはウイングバックが出るっていう形で、そこをはっきりさせて。前からしっかりサイドではめていこうっていう風になりました」
Q:ウイングバックが下がって守る時には浮いてしまう相手のサイドバックは自分たちシャドーの二度追い、三度追いでカバーするような形もあったと思います。やはりその点でも強度の部分で上回ったところがありましたか。
「ほんとはもっと前で全員で奪いきたいっていうのはありますけど、全部が全部行けるわけではないので。それが行けなかった時にシャドーだったり、前の選手は二度追いして、チームをそこで助けないといけないと思うので。何回かうまくいかずに後手踏むシーンというのもありましたけど、そういうシーンをもっと少なくして。自分たちももっと、ひとつ超えられた後にも早く戻すっていうのはこれからやっていきたいなと思います」
Q:追加点が入り出してからは西森悠選手が広く動いてコントロールするような形にもなって、逆に自分たちの思い通りの試合にもなったと思います。手応えはどうでしたか。
「前半から脩斗が収めたり、後半は(中原)蒼空が入ってきて、蒼空が降りてきてワンタッチで自分に落としてくれたりで、うまくあそこのスペースを使って、裏に次の選手が入っていくっていう形がひとつ、うまくはまったかなっていうのがあるので。サイドだったりも、相手が疲れた中で裏のスペースをうまく使えたのがゴールにつながったと思うので、後半にもっともっと強度上げていけば、そういうところが絶対チャンスになってくる。そこは突いていけるようになっていきたいと思います」
Q:気持ちよくスルーパスを出していたように思えますし、得点もあり、後半は西森悠選手としても気持ちよくプレイしてたののでは。
「前半はけっこうキツい時間が長かったですけど、後半の龍が決めたシーンでスルーパス通してから、チームも前線も楽になって。相手の方が逆に苦しいという気持ちにたぶんなったと思うんです。そこから自分だったり龍のスペースがどんどん空いてきて、ボールを持つ時間が長くできたと思います。そこは相手が疲れてきた中で、もっと自分たちが受けて前進して、何点も取って勝つっていうところをこれからもっとやっていきたいなと思います」
Q:プレミアリーグがもうすぐ再開します。ここでこういう展開での逆転の試合をできたというのもいい経験になるのでは。
「プレミア再開まで1週間ですし、今日と明日の試合というのはメンタル的にもほんとに変わってくると思います。まず今日のような逆転で勝てたという試合は、前期でも何試合かあって、このチームの強みにできるところだと思うんです。今日こうやって勝てたのは、ほんとチーム全員で掴んだものだと思うので、プレミアでもこういう前半から苦しいゲームはあると思いますけど、今日のように後半で巻き返せるような、そんなゲームをしていきたいなと思います」
reported by 今井雄一朗 
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