赤鯱新報

【名古屋vs東京V】レビュー:辛勝、しかし視界は開ける。点取り屋の好調を活かしきり、しっかりと勝ちきった“大祭典”の幕開け。

■明治安田J1リーグ 第26節
8月11日(日)名古屋 1-0 東京V(19:03KICK OFF/豊田ス/40,498人)
得点者:7’パトリック(名古屋)
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辛勝である。絶好調のストライカーと、デビューを果たした新戦力の殊勲によってリードを奪い、あとはとにかく勝ちきった。勝利に貴賤もなく、勝点3に何の価値の軽重もないが、しっかりと内容面を振り返っておかねば今後が厳しい戦いである。前半6分の山岸祐也、前半7分のパトリック、後半26分の椎橋慧也。名古屋はこの3本のシュートで1点を奪い、東京Vの7本のシュートをしのぎきって夏の祭典を勝ちから始めることができた。喜ぶべきは喜び、浮足立つことなく次へ。久々のクリーンシートは手応えであり、守りの締め直しは成功した。ここからチームは、攻守のバランスの再調整を抜かりなく行なっていかねばならない。

それにしてもパトリックである。

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