赤鯱新報

【クラブニュース】グランパスみよしFCにOBの久保藤次郎が応援バナーを贈呈! 

23日の夜に黒笹公園で行われたグランパスみよしFCのトレーニング。その開始前に2、3年生の選手たちが何やら色めき立っている。何とみよしFCのOBである久保藤次郎が応援バナーを寄贈するとのことで、“大先輩”の到着を待ちわびているのである。

ルヴァンカップ横浜FC戦の翌日夕、23日に黒笹公園で行われたグランパスみよしFCのトレーニングに久保藤次郎が訪問、自らのルーツであるチームに激励と感謝の意を込めて「応援バナー」をプレゼントした。自らも中学3年間通ったグラウンドに足を踏み入れた久保は懐かしさも噛みしめつつ、後輩たちを激励。「みよしの選手たちに、いつか思い出してもらえるような、そんな選手に自分もなれればいい」と思いを新たにした。

応援バナーに書いた言葉は「NEVER GIVE UP」だった。まさしく久保藤次郎の生きる道だ。

目を輝かせて久保を待っていた選手たちはみよしFCの2年生と3年生の約40名。自分と同じルーツを持つ選手たちに対し、久保は次のようにあいさつ、メッセージを送っている。

「皆さんこんばんは。トップチームでプレーしています久保藤次郎です。今回はみんなに頑張ってもらいたいという思いと、お世話になったグランパスみよしFCに恩返ししたいという思いから、応援バナーを作成させていただきました。自分も中学3年間このチームでプレーさせてもらいましたが、本当はユースに行きたくて。行きたかったんですけど、実力が足りずこのチームに入って。でも、それでも絶対にユースの子たちには負けたくないっていう思いで3年間プレーし続けて、その思いは高校、大学、もちろんプロに入ってからもグランパスへの思いは常にあって、諦めずにサッカーを続けてきた結果、今このトップチームでプレーさせてもらってます。

応援バナーを披露する久保藤次郎と選手たち。

今回の応援バナーには『NEVER GIVE UP』という言葉を入れさせていただきました。みんなにもその思いを忘れずに、これから先もっと辛いこととか、悔しいことがあると思いますけど、忘れてほしくないという思いも込めて入れてあります。トップチームの試合前のロッカーにも、この『NEVER GIVE UP』という言葉は掲げられてます。グランパスのチームの一員であるみんなにも、この言葉は心の中に置いといてもらいたいと思ってます。今、みよしのは県の一部リーグでプレーしていると思いますけど、まだまだグランパスみよしというチームの名は広げられると思うので、ぜひ今年は東海リーグに復帰して、またこの中からトップチームに入る選手が出てきて。その頃にはたぶんこの応援バナーはボロボロになっていると思うので、『そういえば久保選手がこれをやってくれたな』っていうのを思い出して、また新しいバナーをプレゼントしてくれる選手が出てくれることを期待してます。頑張ってください」

熱い言葉である。これを受けてみよしFCの浅野浩孝監督は「このバナーは大切にするだけじゃなくて、久保選手のチームへの思い、ネバーギブアップという言葉の意味をしっかり理解して、いつも試合に掲げたい」とコメント。「久保選手の名に恥じないように、みよしFCの選手らしく戦っていきましょう」という言葉には、選手たち静かにうなずいていた。

安藤駿キャプテンからも感謝のあいさつ。「久保選手のプレーが僕たちに夢や希望を与えてくれています」。

選手を代表しては安藤駿キャプテンが「みよしFC出身ということで、久保選手のプレーが僕たちに夢や希望を与えてくれています。僕も久保選手のようにプロの舞台でサッカー選手になりたいです。これからも応援しています。頑張ってください」と感謝の言葉を述べ、これには久保も「こうやって『応援してます』とか『頑張ってください』と直接言われるのが一番の自分のモチベーションになる」と刺激を受けていた。

自らの現状はなかなか厳しいとする中、それでも「自分の100パーセントを出せれば勝算はある」とギラついたところを見せた久保。自らの原点、初心に帰れる場所からまた、次のチャレンジへのパワーをもらったようだった。

reported by 今井雄一朗

□寄贈イベントの様子(写真)

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