大西利都「何回かはいい感じで背後に抜けられた場面があったんですけど、それが得点まで結びつかないのが課題」
■高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WEST 第7節
2024年5月19日 11:00 KickOff 安芸高田市サッカー公園
サンフレッチェ広島F.Cユース 3-2 名古屋グランパスU-18
得点者：31’大西利都（名古屋）39’井上愛簾（広島）52’井上愛簾（広島）56’小林志紋（広島）90+3’青木正宗（名古屋）
―――――――――
〇大西利都選手
Q:全体的にはやはり苦しい試合で、前線にもなかなか良いボールが来ませんでした。先制点の場面のような、やや無理に勝負をつくるようなボールばかりでもありましたが、どんなことを考えながらプレーしていましたか。
「相手が前からプレスに来ていて、そこをひっくり返すというところが自分たちの狙いとしてあった中で。その何回かはいい感じで背後に抜けられた場面があったんですけど、それが得点まで結びつかないのが課題だなとわかりました」
Q:この試合における自分たちの突破口でもあった形ですが、他にはどういう攻め方をしたかったなと思いましたか。
「今日は相手にボールを持たれる時間が多くて。自分たちのペースで、自分たちの攻撃をしながら点を取ることがしたかったんですけど、そこがうまくいかなかったって感じです」
Q:大西選手のところも含め、起点がもっと欲しかった、時間がもっと欲しかった試合だったと思います。
「後半の途中からはボールも持てるようになって、そこでもう1点、2点、3点と取って試合を決めたかったところはあったんですけど、そこは自分のところでも決定機、決めきれるところがあったんで、決めたかったです」
Q:相手のDF陣は強力で、1対1の部分でも苦労はしていたと思います。
「でも1対1なら別に自分はやれるという自信もあったし、何回かは勝てている部分もあったんですけど、その回数はやっぱりチームとして少なかったので。そこは増やしていかないとダメだなと思います」
Q:大西選手としては、背後へのボールはもっと徹底して蹴ってほしかったみたいな気持ちもありましたか。
「気持ち的には蹴ってもらえれば負ける気はしなかったというか、勝てる感覚があったので。負けない気がしていたんで、そこは狙ってほしかった、というか狙えた部分があったのかなと思います」
Q:得点は非常にいい形で、逆サイドで崩したところをファーで待ってのヘディングでした。
「狙い通りでした。東福岡戦と同じ形だったので、そこは龍と共有しながら取れた点だったと思います」
Q:全体としてはじり貧のようなところもあり、だんだんすり減らされているような試合展開になっていきました。
「後半の立て続けの失点のところで、やっぱりチームの士気だったりも下がっていたので。そこは自分だったり、みんなも個の力で、またはチームとしてまずは1点返すってところができていたら、勢いも付いたと思うんです。そこですごく崩れるんじゃなくて、逆転するって強い気持ちが今日の試合はやっぱり少なかったかなと思います」
reported by 今井雄一朗 
- « 次の記事
- 青木正宗「前半をしっかりゼロで後ろも守りきるところが、そこが本当に足りなかった」
- 前の記事 »
- 池間叶「自分たちのプレーをもっとこの中断期間で高めて、クラブユースにつなげられるようにやっていきたい」
