赤鯱新報

三木隆司U-18監督インタビュー「育成と結果が両立する、厳しく楽しいグループにしていきたい」前編

トップチームが一新の感も強いシーズン始動を迎えるなか、U-18もまた新たな節目を迎えている。2018年から6年間もの長期にわたり監督を務めた古賀聡氏が退任し、昨季はトップチームのヘッドコーチだった三木隆司新監督を迎えての1年がスタート。1月から始まった新体制は先日のミズノカップで矢板中央や甲府U-18などに快勝するなど上々の滑り出しを見せている。今回はそのカップ戦優勝の余韻の中で三木新監督を直撃。新体制における指導や育成方針などをざっくばらんに語ってもらった。

前編
「どういうサッカーをやる」というのは特にない。

Q:ミズノカップ優勝、これが一応、初タイトルになりますね。おめでとうございます(笑)。大会を通した2日間のチームの様子や出来ではいかがでしたか。
「1月13日から始めたので、1ヵ月ちょっとですかね。ちょっとケガ人が多くなってきたので、そこは僕自身の反省というか。もうちょっと少なくしたかったなとは思いました。特に1年生のところにケガ人が出たのは、もともとしていた選手はともかく、そこはコントロールしなきゃいけなかった部分は多かったのかなと。1年生で練習から外れていると、やっぱり全体から遅れちゃう部分もあるので、そこはやっぱり反省ですね」

Q:それでもしっかり大会でチームが勝てたというのは良かったのでは。
「いや、まあ別に結果がどうというよりは…。僕自身思うのが、やっぱり練習試合ではチャレンジして、自信をつけないと、という。どうしても、みんな公式戦では自信を持っていても安パイなプレーになったりとかするので。それでは、じゃあ上に行った時に大事な試合で安パイのプレーしていたらダメだし、というところを感じるんですよね。ほんとに、別にミスしてもいいし、別に結果がどうとかっていうのではなくて、単純に自分に自信を持てるプレーを増やしてほしいなと。それが中学生を指導している時でも、それが高校生になっても、思っていることは変わっていないし、アプローチすることもそんなに変えてはいないので。だから、選手がチャレンジしてほしいなって、単純に思います」

Q:今日(2/18)はAチームもBチームも悪い流れからスタートして、それをひっくり返した試合になりました。
「今週からかな、こうやってAとBで分けたんですよ。それまではミックスというか、練習試合は1本目、2本目、それから1年生、って感じのチームでやっていたので。だから選手の中には『ナニクソ』ってやつもいたし。『何で俺がこっちなんだよ』ってやつもたぶんいる。でも、そこでみんなが自分がうまくなるためにやらなきゃいけないことをちゃんと理解しないといけない。そこをどうアプローチするかなと思って見てました。まあ、ウチはスタッフは多いので、他のチームよりは1人は確実に多いので、だからこそ、そこをしっかり見てあげないとな、とは思いますけど」

Q:Aチームが3得点、Bチームが2得点という1日でしたが、得点の取り方や試合運びは目指している形にある程度でも添ったものにはなりましたか。
「コンセプトってところで考えると、昨日もそうですけど、点の入り方だったり、ゴールに向かう姿勢だったりというところは見せてくれたかなと思っています、何というか、健太さんの言う“ファストブレイク”じゃないけど、まずはそれがないと絶対にダメだと思うので。そこはクラブとしてもそうですし、ユースでもそうだと思います。ほんとに選手がそのために休みなく、相手より早く準備しなきゃいけないし、早く守んなきゃいけないしっていうところを、トレーニングから言ってはいたので。そこはちょっとずつですけど、意識できているかなとは思いますけどね」

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