赤鯱新報

【名古屋vs鹿島】プレビュー:あらゆる状況を踏まえた上での“最大公倍数”探し。カップ戦の再開に、その糸口はつかめるか。

■YBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦
9月6日(水)名古屋vs鹿島(19:30KICK OFF/豊田)
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産みの苦しみが続いている。あまり言いたくはなかったがマテウス移籍の空けた穴は想像以上に大きく、指揮官もその点を言い訳ではなく起きている現象として繰り返し説明する。正直、マテウスがいるからこそできることと、マテウスがいないからこそできることに釣り合いはある程度は取れると思っていたが、言われてみれば「積み上げ」こそがこのチームの強みであり、その中心人物が入れ替わってしまえば苦労はあって当然だ。“後釜”の選手たちへのプレッシャーも大きく、しかし彼らに過度の期待を強いることはない長谷川健太監督は漢である。こういう時、何をしてはいけないのか、何に集中すべきかを、名将はよく知っている。

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