真夏日の中、集中力と反骨心を感じる激しいトレーニングに選手の意気込みが表れる。「対策をとられてもそこを打ち破ることができるぐらいにクオリティを上げていかないといけないということ」(長谷川健太監督)【5/17練習レポート】
一喜一憂することなく、しっかりと目の前の一戦に集中する。国立での悔しい敗戦を受けての次週の立ち上げとして、チームから感じたのはそういった意識の持ち方だった。ウォーミングアップを終えてボールを蹴り始めるパスコンの段階から、聞こえてきたのは永井謙佑たちの様々な声掛けだ。味方を鼓舞するもの、おそらくは次の出番を得るであろうメンバーへの励まし、そして何よりディテールにこだわる部分への呼びかけ。長谷川健太監督はこの日行われた会見において、前節の敗因の中にその点で落ち度があったと滔々と語った。指揮官もまた、相当に悔しがっている。それは会見コメントを読めば一目瞭然で、だからこそチーム一体となったリバウンドメンタリティーを引き出すような、引き締まった練習の雰囲気が頼もしかった。
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