赤鯱新報

小室秀太「まだまだ全然足りてないってことが今日の試合でわかったので、次の1週間はこの1週間よりもっと意識を変えていきたい」【U-18プリンスリーグvs藤枝明誠高校戦】試合後の選手コメント

■高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 東海 第6節
5月6日(土)名古屋グランパスU-18 0-5 藤枝明誠高校(13:00KICK OFF/トヨタスポーツセンター第二G人工芝)
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小室秀太
○小室秀太選手
Q:結果もそうですが、失点のやられ方は一緒だったと思います。前線が行くけど、後ろが連動していなくて、間のスペースを使われてという。修正についてはどう考えながらやっていたのでしょうか。
「自分はまず、背後と間のところの相手の選択肢がけっこう多くて。もっと中盤のところで間をもっと締めてもらって、その間の選択肢をなるべく減らして、その上で背後への対応を自分たちができるようにもっとしたかったです。そのコーチングがしたかったなというのと、もっと自分たちの運動量でその間の部分と、背後の部分の両方を消しに行けたかなと。それに相手のキーパーがけっこう長いボールを蹴ってくる中で、自分たちの最終ラインが前に弾けなくて。そこのところでもけっこう危ないシーンがあったり、失点したシーンでもそれはあったので、そこを直したかったです」

Q:攻撃の時には自分たちから背後にフィードを落としたかったところ、なかなかうまく入らなかったと思います。攻撃にかんしてはビルドアップも含めて、どういう考えでやっていましたか。
「ビルドアップで言うと、自分のところには時間がそこまでないってわけじゃなく、けっこう運べる時もあったんです。その運んだ時にその間のスペースを誰が使うかってところを自分はずっと考えていました。そこのところは今日で言うとサイドハーフが落ちてきたんですけど、そこはサイドハーフが落ちるんじゃなくて、もっとワイドに張らせて、フォワードが落ちて対面のセンターバックを引きずり出した方がもっと効果的に背後のスペースを使えたんじゃないかなって思っていたんです。でも最後の方は自分たちの運動量が足りなかったのと、コーチングが足りなくて思ったことが実現できなかったです」

Q:5失点というのはDF陣としては相当に堪えるものだとは思います。どういう修正をかけたいと思いますか。
「今日で言えば、(青木)政宗くんと(樋口)凛人くんがいなくて、その中で自分が試合に出ていて。自分が出た試合では大量失点している試合がほとんどで。やっぱり政宗くんや凛人くんとの違いで言うと、自分は失点した後の声がけだったり、雰囲気作りが違うと思っています。そこが違えば連続失点はないと思うので。今日で言えば、自分より(濱崎)史揮くんの方がその声が出ていて、それりも自分がもっと声を出して、もっと盛り上げられるようにしないと、ああいう大量失点っていうのは防げないと思うんです。もっと声出していきたいと思います」

Q:ただ、その終盤には小室選手が前に出てボールを持って、良い形を作った場面がいくつかあったと思います。
「そうですね、後ろを1枚余らせちゃうと、その間と背後の動きの両方をされてしまうので、スライドして。反対側は捨てても大丈夫なので、反対側から押し出してスライドして、センターバックを前に出してっていう感じで、前からはめに行こうということではやっていました」

Q:悔しい連敗ですが、次への思いはいかがですか。
「前回の刈谷高校戦で大敗して、自分たちは試合後に話して。次の試合はもっと集中しようっていうことで1週間やってきました。今日の試合が1年生主体のチームになることはわかっていたので、この1週間はすごく、1年生たちは目の色変えて頑張ってたと思うんですけど、結局この結果だったので。まだまだ全然足りてないってことが今日の試合でわかったので、次の1週間はこの1週間よりもっと意識を変えていきたいと思います」

reported by 今井雄一朗

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